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漫画「犬夜叉」感想(完結作品を語る! #318)

「犬夜叉」(高橋留美子)
連載期間 1996年~2008年、2013年(週刊少年サンデー)
2013年のは特別編で一話です。


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「犬夜叉」は、
半妖、半分妖怪の犬夜叉が主人公。
ヒット作なんですけど読んでいなくて全話サンデーうぇぶりというアプリで読みました!
ポイントは使いましたけど課金はせず。ありがたい話です。

感謝しますし、全体的に面白いんですけどいかんせん長いです。
そしてそれが必要な長さでもないんですよねぇ。逆に、不自然に引き延ばしてるとは感じなかったですけど。
例えば、
サンデーの長期連載ものだと「絶対可憐チルドレン」はチルドレンの成長などで必要だと感じられたんですけどね。

必要な長さだと感じなかったのは、
ラスボスの奈落が自分の分身みたいなキャラと自ら争ったりしてたからというのもありますね。マッチポンプというか…。

マッチポンプと言えば三角関係的な恋愛もそうです。
15歳中3のヒロインのかごめは、犬夜叉が好きだった桔梗の生まれ変わり的な存在ですからね。人格は違うとはいえ…。

ところで、
刀に能力が足されていくのはマンガの王道展開ですが、イイ感じです!

あと、
現代と過去の異世界的な場所を古井戸を使って行き来するのはノリが変わることによる面白さがありますし、読者を洗脳しない感じでイイですね!

終盤、犬夜叉が「半妖だからどちらでも選べたんだ」と、同じ半妖である奈落に言うところにグッときました。
長い話の中でより人間的になっていく犬夜叉と、より邪悪な妖怪になっていく奈落を見てきましたからね。

個人的な推しキャラは弥勒。弥勒と珊瑚カップルの絡みを見てるのも好きでした。

終わり方について。
奈落を倒した後にもう一つ展開があるんですが、個人的にはあってもなくてもでしたね。
そしてさらに3年後になるんですが、ここも、んー。
高校卒業し犬夜叉のいる世界にかごめが行くことを決めるというの幅広い読者に納得させる為には、15歳の中学生だと問題なんでしょうけどねぇ…。

ということで、
時間がありあまっているマンガ好きに、21世紀の高橋留美子作品を読んでいない人に、
物語は破綻させず全10巻くらいに出来そうな名作と聞いて気になる人にもオススメ
です!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「犬夜叉」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#漫画 #マンガ #マンガ感想文 #犬夜叉 #高橋留美子

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