漫画「賭博堕天録カイジ 和也編」感想(完結作品を語る! #130)
「賭博堕天録カイジ 和也編」(福本伸行)
連載期間 2009年~2012年(週刊ヤングマガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
「賭博堕天録カイジ 和也編」は、
ギャンブル漫画カイジシリーズの第4部です。
ブラックな金融会社の帝愛グループ会長の息子・和也の考えたゲームの話。
カイジは出てきますが勝負はないです。
2部構成になってまして、
前半は和也の書いた本をカイジが読み、その本の内容が描かれるんですがこれが面白いんです!
難癖をつけたがりが多いネットコメントの評価もかなり高い状態です!
内容は福本伸行節なわけですが、
カイジがその場面にいて右往左往しなくても、まったく問題ないわけで、福本先生の能力の高さを思い知りますね!
…ただ、後半。
和也の考えた極悪なゲームに3人の男が挑戦するんですが、
スローペースですし、和也がゲームに手を加えたりするので評価はあまり良くないですし、個人的にも微妙です。
スローペースになっている理由の心理描写は大事だと思いますが過去作と比較して長くテンポ感がよくない気がします。
ただ、和也および帝愛グループは公正っぽく振る舞うだけでイカサマやインチキはお手のものという人達な認識なので、後者に関しては憤りはないです。
そして、
3人の男の挑戦が終わり、ついにカイジと和也がポーカーで勝負する、というところで和也編は終わります。
そんなこんなで、
面白い部分はちょいちょいあるし、カイジはカイジらしいので単行本で読むのがオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「賭博堕天録カイジ 和也編」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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