見出し画像

漫画「カナカナ」感想(完結作品を語る! #339)

「カナカナ」(西森博之)
連載期間 2020年~2023年(週刊少年サンデーS)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「カナカナ」は、
「今日から俺は!!」でお馴染みの西森先生の作品。

全6巻。11月17日に最終巻が発売します。サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読みました。

90年代・2000年代の西森先生の作品の西森節は圧倒的だったと思うんですが、2010年代になり個人的には突き抜けていかないなと感じていたんです。
しかし、2020年代連載の今作は西森節がかなりイイ感じに出ています!面白いし心が動きます!

どんな話かというと、
心が読める女の子の佳奈花(カナカ)が主人公。
ひょんなことから親戚で器の大きい元ヤンで現在は居酒屋店主の正直(マサナオ)に引き取られ、マサナオ周りの癖がありつつも愛すべき人達との絡みなど日常が描かれるんですが、これが面白いし心があたたまる
んです!

ちなみに、
心が読める女の子ということで「SPY×FAMILY」と似てると思う人がいるかもしれません。どちらも面白いんですが全然違います!
「SPY×FAMILY」のアーニャはイタズラっ子っぽさが強く、それが魅力でもあるわけですが、カナカはもう少し純粋で繊細というか・日本人っぽさがあるというか…。
二人共可愛いですし、心が読めるゆえに妙に大人びた感じになるのが笑いを誘うというのは同じですが、それぞれ別の魅力があると言えます。
導入に時間がかかる漫画でもないので数話読めばそれがわかるかと!

作品全体としては、
一度出てきたキャラを使い捨てにしないで、街自体が本当に存在していて、いわば生きているように感じさせてくれるのが流石
です!

ところで、
好きなエピソードを一つ紹介しようと思ったんですが、いくつも浮かんできて選べません。
つまり、どの話もクオリティが高いとも言えます!

・終わり方について
小学生らしい下ネタギャグで終わります。
カナカに心から笑いあえる友達が出来て、学校にも通えるようになって良かったです!
第一部完ということで第二部にもスーパー期待
です!

ということで、
西森先生のギャグ作品が好きな人に、ドラマ版だけ見て原作を読んでいない人に、
「SPY×FAMILY」のアーニャ好きにもオススメ
です!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「カナカナ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #カナカナ #西森博之 #スパイファミリー

この記事が参加している募集

ギターの弦から音楽機材まで必要なものは"ほぼ"無限! 気に入ったらサポートしていただけるとありがたいです! よろしくお願い致します!