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漫画「キューピー外伝 我妻涼」感想(完結作品を語る! #423)

「キューピー外伝 我妻涼」(原作:高橋ヒロシ / 作画:今村KSK / 脚本:やべきょうすけ、NAKA雅MURA)
連載期間 2011年~2014年(プレイコミック、別冊ヤングチャンピオン)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「キューピー外伝 我妻涼」は、不良マンガ「QP」の外伝をドラマ化したもののコミカライズ版です!

全4巻。LINEマンガで全話無料で読めます!とはいっても終盤はポイントが必要です!

街の不良から本職として頭角を表していく声を失くした我妻涼が主人公。
前半は主に、元ボクサーで我妻涼の所属する天狼会に入った美咲元視点で話が語られます。

我妻涼は喋れないわけですし、他人が「すげー」と言ったほうが凄さが伝わるので良い手法ですね。

全体的に描かれるのはヤクザなどとの抗争です!
武闘派ヤクザと老舗ヤクザ、そして自分達のいる天狼会。
縄張りを荒らす連中をぶちのめしたり、殺人も全然します。

大元の作品の「QP」は主人公の石田小鳥という存在がちょっとメルヘンで、それが高橋ヒロシ先生の味でもあるわけですが、ドライなほうがリアルに感じる私としてはこういった今作けっこう好きです!
あと、石田小鳥が太陽だとしたら、今作の主人公の我妻涼は月っぽいんですよね。そういったところも好きです!

物語は終盤にかけ武闘派ヤクザの描いた絵図で、暴力と裏切りが起こり街に血の雨が降るわけです。
そしてどうなるか?
と。

ということで、
マンガ「QP」が大好きな人に、ヤンキー・ヤクザマンガが好きな人に、
コメントでも指摘されていましたが色々かなり似ているマンガ「新宿スワン」が好きな人にも当然オススメ
です!


・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)

廃ビルで、元仲間のトムとジェリーと銃撃戦に。
警察や別のヤクザも入り乱れる中、我妻涼は涙を流しながら二人を殺します。
そして、なんとか生き残り、情報屋の車でその場所をあとにします。

で最終話。タイトルは「永遠の生き方」。
我妻涼を見かける美咲元。元は真っ当な道へ、涼は修羅の道へ。

ヤクザの葬式に日本刀片手に殴り込み、ある程度斬っていきますが当然銃で撃たれます、蜂の巣です。
ラストは顔のアップと「これがオレの生き方なんだ」という独白で終わります。

狂い咲き!という感じのロックな終わり方でけっこう好きです!
ただ、続編のことを考えるとこれで生きてたわけで、嘘だろって感じではあります!(笑)


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「キューピー外伝 我妻涼」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #キューピー外伝我妻涼 #QP #高橋ヒロシ #今村KSK #やべきょうすけ #NAKA雅MURA

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