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夢の跡、夢の続き

思えばもう1週間も経っている、
先週の日曜日。

久しぶりに友達のお家にお邪魔する。
2人の女の子たちが、大きくなっていて、
それぞれに、見ているだけで面白い。
思えば彼女たちが生まれてから、
彼ら夫婦の周りの友達がみな、
カメラを持ち出したんだった。
(僕の過去のポエムにも登場する)

1人、初めて会う女の子がいて、
たまたま風船を膨らませていた僕は、
入ってきて、手洗いをしたあと、
彼女に聞く。
名前を聞いた後、
風船、欲しい?
うなづく彼女。
それで黄色い風船を膨らませて、
パンっ!と割れた瞬間に、
固まる彼女。
やばい!と思う。
彼女はすぐにおかあさんの後ろに隠れてしまう。
それで、僕も時間を置く。

しばらくして、
子供用に作られたお化粧セットで1人遊ぶ彼女に、
再びアプローチしてみる。
ちょっとずつ。ちょっとずつ。

それから2人で、折り紙に、
いくつかのクレヨンで絵を描く。

子供と遊ぶの、うまいね、と彼女のお母さんに
言われて、上気する僕。
いや、遊んで貰ってんだけどね。

またお年玉をあげなきゃ、って子供が増えた!。

それにしても、BTSやYOASOBI人気が凄いな、
とグーグルに話しかけて、100回くらいループして、
踊る彼女たちを見て思う。

後日、元々韓国のカルチャーから、
いまはタイのBLなどにどっぷり、
沼にいる友達と、ずっとSEVENTEENのWOOZIの
動画を見る。
たぶん僕が最初にピンと来た、日本ではないアジアのミュージシャンになると思うくらい、
キュンキュンする。
いや、ターンタイプも、キュンキュンするけど。

別日には、久しぶりに会う、
「夢を叶えた場所で会いましょう」と
約束した子と久しぶりに会う。
→「夢を叶えた場所で会いましょう」


めっきり大人の女性になっていた!。
夢は変わっていくだろうけれど、
昔よりいま、いまより未来がある、
「ある」という事が信じられる自分自身に
びっくりする。
すべてのことはあっという間に変わる、
だけれど、
自分が五、六年前よりは、
確実に良く変わってきたことを、
嬉しく思う。

さらに別の日には、
子供が生まれて、なかなか会えずにいた友達と、
一緒に帰り道を行く。
取り立てて、大した話をしたわけじゃないけれど、
やっぱり韓国ドラマの話はするけれど、
雨上がりに吹く夜風と、
僕の変わってきた部分と変わらない部分、
スタスタ歩く彼女と別れた後、
続いて行くんだな、と思う。

可能性をすべて失くして、
そこから出てくる何かに賭けようと思っていた
時期を懐かしく思う。

今日は今日で、先日、再会した親友と軽く呑む。
やっぱり取り立てて、大きな話をしたわけではないけれど、
ようやくDJを再開する気持ちになっているんだな、とは思った。
髭の須藤さんとお話しさせて貰った時、
親友である彼が、
大学からの友達といまバンドをやろうとしてる、
という話になって、
それはやるべきだ!と強く言ってくれていた。
僕もそう思う。

僕は、大人になってから(なれてないけれど)、
余裕ができて、じゃあ集まって、久しぶりにバンドでもやるかね、ってスタンスが苦手だ。
だけど、彼がやるバンドは、違うし、
彼らは彼らでずっと音楽について関わり、
とにかく音楽を好きでいたのを知っているから。
ずっとバンドをやりたくて、できないもどかしさも。
それは懐かしくて、余裕や時間ができたから、
とは違う。
同窓会的なバンドとは、まったく違うから。

イベントも再開する可能性がでてきたし、
レーベルもやりたいね、なんて話してる。

思えば、彼と初めて会った時に、
石橋英子さんを呼んでイベントをやりたい、
と強く言っていた彼に、じゃあやろう!と
乗って始まったイベント。
(石橋英子さんはドライブマイカーのスコアを手掛けてます)

あの頃は彼が呼びたいってミュージシャンの事を
ほとんど名前しか知らなかった。
彼の夢(夢という言い方は正確ではないけれど)が
どんどん魔法を呼んで、
いろんなひとに繋がって、
あの頃に蒔いた種が、
いろいろな場所で咲いている。
それは決してミュージシャンの話だけではなく。

それで、ひとり自然触れ合い旅も諦め、
今日はまた断捨離して、掃除と洗濯をして、
ゆっくり過ごした。

実は僕は耳がやっぱりこの気候のせいか、
あまり良くない。
というより、
例えば10人がそれぞれに話している場所にいると、
それがほとんど等しい大きさで聞こえる。
2人で話している奥で、
勝手に違う話が耳に入ってくる。
DJの、介護士の弊害。
それがいまずっとストレス。

だから音楽のなかに潜り込む。
音楽のなかでは、僕は僕の耳は自由だ。

ふと、親友が言う。
0から1と、1を2にするのは違うよな。
そうだな、と思う。
僕たちは1を2や3にはできても、
0から1にはしてこなかったかな。
だから今度はそれをするんだと思う。
昔なら、
1のひとが0になる事と、
僕みたいに0だと自分に対して思う、
その0がマイナスになっていくのは違う、
ってしか思ってなかった。

でもいまは、フラットに、
プラスになりたいな、と思う。

再会や再開のたくさんある季節らしい。
僕はまだ他の子の手紙をずっと待っている。

読んでくださってありがとうございました。
どうか、素敵な日々を過ごされる事を願います。
また!。必ずまたは来るから!また!

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