マガジンのカバー画像

エッセイ

141
運営しているクリエイター

#日記

8/28、宵の近況

8/28、宵の近況

8月上旬、僕はある流行病に罹り、
自粛生活をしていました。

仕事をしていたある日の15時くらいに、
背中に痛みやコリを感じて、
「疲れたなあ」と呟く。
それを聞いていた先輩スタッフから、
「前回、(疲れで)ダウンした時と同じ事を言ってるよ。心配だよ」と言われる。
16時過ぎ、業務が大体は終わった時点で、
早上がりをさせて貰う。

帰宅後、発熱はないものの、
寒くてたまらない。
熱を計るけれど、3

もっとみる

ある日、何事もなかったかのようにいなくなるということ

健康診断で、自分の体の内に「異常が認められるので、医療機関を受診してください」と淡々と書かれた文章を見つけて、少しだけ動揺している。

今週から検査、そこから治療に向かう。

この数年、死についてずっと考えていた。死について書いていた。

動揺しつつも、どこか冷静に捉えているところもある。

僕が「生きていること自体が奇跡ですよ」と友達が言う。

ちょっと面白くて、何人かの友達にそれを呟く。

もっとみる

永遠なるもの

近況にかえて

note自体の更新は一時期に比べたら減ってしまっている。けれども、インスタグラムに(なぜだろうとは思うのだけれど)大量の文章を写真にくっつけて、あげていたりはする。自分のなかでは、noteはカチリとした(自分のなかでは)エッセイを書きたい、インスタグラムはもうちょっとだけラフに書いている。それからこのパソコンに元々入っている文書ソフトに、少しずついくつかの小説を書きはじめている。と

もっとみる

that's summer feeling

BOOGIETOWN vol.3にスタッフとして参加してきました。

百々和宏さんのライブ、DJおすしこと見汐麻衣さんのDJ、

本当に素晴らしく、エネルギーをたっぷり浴びた。

DJおすしさんのかけるジョナサン・リッチマンの「that's summer feeling」は、特別な歌で、そういえば今年の夏はでも、聴いていなかったな、とDJにあわせて歌いながら思う。

百々さんと一緒に煙草を吸いなが

もっとみる

本を読む、音を聴くー未完成11

THA BLUE HERBのZAIKOでの配信ライブ「CAN YOU SEE THE FUTURE?」を観る。土曜日にリアルタイムで観ているときには、こちら側では大雨と強い風、ときおり光る雷のなか、小さな部屋を真っ暗にして、向かい合っていた。日曜日、もう一度、観る。2時間40分かな?素晴らしいライブだった。「THA BLUE HERB」と題された二枚組の去年出たアルバムももちろん何度も聴いてる。そ

もっとみる

本を読む、音を聴くー未完成6

運命が変わる瞬間てのはいつも一瞬で、あっという間だ。

太陽が昇り、風が吹く。太陽へ向かって歩き出す僕に追い風が吹く。

もしくはまた、ぎりぎりのところで生かされている。破綻はするけれども、終わりではない。

ある方に、あなたを許してないのは、あなたなんだよ、と真剣にいわれた瞬間に泣きそうになる。

あるいは自宅待機が解かれた晩、久しぶりに会った介護の大先輩に、真摯な目で見つめられて、2時間くらい

もっとみる

本を読む、音を聴くー未完成5

タルコフスキーの「鏡」を観る。途中でDVDがスローになったり、早送りになったり、挙句にはパソコン自体がフリーズする。でも、最後まで観る。いまアンゲロプロスとタルコフスキーをはじめて観ている。映画の理論・評論を学ぶ学校に居たにも関わらず。というのはアンゲロプロスとタルコフスキーの映画は、僕にとってはだけれど、途中でやめてからしばらくして改めて再生しても、何度観ても、美しいと思いながら、まだ今のところ

もっとみる