やっぱり広島好きじゃけ

自分を見つめ直すきっかけと
わたしの新しい目標をもらった旅。

あの旅から約1年。
私はまた広島に行く。

広島というよりもその周辺をメインに旅することにしているが、また広島に行く。

去年もだけど、無理やり捩じ込んだ形での旅。
今年の夏は「どこかに行かないと」という強迫感を持っていた。なんとなく今、どこかに行った方がいい。そんな気がした。

1年前、8月に入って決まった夏休み期間に、それこそ無理やり、そして限りある時間全てをつぎ込んで広島に行った。その頃はまだ、大学院に進むつもりだったし、理系の私だったし、偽って、理想像の自分を作り出して、それを演じて生きていた。

それから今、ここに来るまでの長かったけれど、紆余曲折を経て納得できる企業さんで働くことになった。生きづらさから少し脱したと感じられるようになった。

1年前に初めて広島に行って、帰りの電 新幹線の中で一番最初に思ったことが “広島住みたい” だった。

遠回りしたけれど、これから働く企業さんはWeb系のコンサルをしている。転職サイトからスカウトをもらった時「そんなのがしたかった！」と即返信して、そのままインターンを経て決まったのだ。

4月に2週間だけ働いて辞めて、暇を持て余しはじめた頃に自己分析を始めた。最初はノートに書き起すことさえ難しかった、もんもんとぼやっとしたやりたいこと。

「広島で活きるスキルを身につける」
「地方の良さを引き出して、地方の人に役立つこと」

今書こうとするならこんなことがしたかった。

1年前に恋焦がれた広島に、その時もらった「住みたい」夢があって、その想いや夢が生まれたから、私は動き出せたんだと思う。
転職期間自体はかなり短いと思う。でも、そこに至るまでも、転職期間も、インターン期間も、もんもんと考え続けた。ここから夢に向かう一歩がようやく踏み出せそう。コンサルになるまで約3年、ここで頑張ろうと思えるようになった。

広島へは、機会があればあるだけ行ってしまうと思うけれど「広島に住みたい」夢へ少し近づいて、無職でも死なないんだなって分かって。さらには地方に行った幼馴染くんもいて、地方移住って思い立てば何時でもできるんだと感じている。
それなら、嫌になったら逃げればいいじゃん。いつでも広島生活はじめられるじゃん。
そんな気持ちもあるから苦しくない。

それに約3年、スキルを身につけるられればリモートワークが叶うし、地方に役立てる人材にもなれる。私の性格ならそのための自己研鑽も怠らないはず。

あと3年。東京にいなければいけない期間が決まった。
これは逆に言えば、3年東京にいれば私の描く形での未来が現実になるということ。
だったらあと3年、こっちで頑張りながら、広島からだと行きにくい東北や北陸に旅に出るか、くらいに思っている。

なんでもない海でさえ美しい

なんか、楽しいな。楽しそうだな。

苦しいことも辛いことも生きてる限りあるけれど
いつかの夢のために頑張るこれからも、
その先にあるであろう未来も、
そして彼との暮らしも
私はどこにいてもたぶん楽しい。

いつか住むのなら、今また広島への旅を選ばなくてもいいかもしれない。でも働く前の区切りとしてやっぱり広島が良くて、選んだ。

春に行った時も思ったけれど、次行ける日が遠いかもしれない。でも、いつでも帰って来れる。その事実を確かめる意味でも、エネルギーを1番チャージできる場所でもあるから

今日からまた広島へ(今回は遠くに羽を伸ばしますが)
いってきます。

いつかこれが日常になる日を願って。

また今日から、いってきます。