道端より愛をこめて
「おまえの見てる景色がどんなか見たくってさ」
身長差30センチの彼がおもむろに身を屈め
電車の窓から外を見ている
「ほぉー」
感慨深げにそう言って目を輝かせる
無言で睨みつけたわたしにこう言った
「同じ目線で見て 発見出来ることってあるよな」
「でもだいじなのは目線を落とすこと
みんな上ばっか目指して 上ばっか見てるだろ?
だから足元掬われるんだよ」
☆
息子が幼い頃
「使い捨てカメラ」をよく持たせた📸
公園に行く時も 電車に乗る時も おうちの中でも…
現像するのが楽しみで仕方なかった
お気に入りのベイブレード
カラフルなビー玉
ベランダから見下ろした電車
飴玉にたかるありんこ
トランプに付き合ってくれる愛犬
すべり台の上から撮った
ブランコに乗っているわたしの隠し撮りw
彼の目線で映し出される世界が本当に美しくて
親馬鹿なようだけど
物語のようでとても素敵だった
ピュアな子どもが見ているのは
いつも「足もと」
「目が潰れるから お日様は撮っちゃいけないよ」
そう言い聞かせていたせいもあるだろうけれど
膝を折り 身を屈め
更にレンズ越しに見える小さな世界
大人は気付きもしないようなものを発見する天才♪ それが子ども^^
大人になると どうして忘れてしまうのだろう
わたしはよく
男性に「つまづかれる」
保育園で
かけっこのゴール前で写真を撮っていた時
職場で屈んで作業していた時
「小さくて見えなかった」らしい(殴
そう…奴らはいつも「前」しか見ていない
だから「足もと」が見えなくてつまづくのだ
☆
そういえばここTwitterでも
よく見かけるこんな人
フォローしてくださいDM
相互フォローしませんかDM
フォロワー数○○人達成記念なんちゃらw
相互フォローを叫ぶ前に
相互理解から始めませんか?って言いたくなる
有名になりたい
お金持ちになりたい
更に「上」を目指したい
なのに 「自由でありたい」
ヾ(❛❛ )オイオイ
どんな矛盾じゃw
突っ込みどころ満載すぎてワラけてしまう
ꉂ(ˊᗜˋ*)
ブレブレ過ぎて「小さくて見えない」わたしでも
簡単に足もと掬えそうであるw
わたしはフォロワー数は増やさない
TLを見ている時間がもったいないし
何より見辛いのが嫌
派手な世界に身を置いていた関係で
たぶん普通の人なら断らないお誘いも
何度か断っている
チャンスを逃した
と言われることもあるけれど
チャンスを逃したのではない
自分の意思で 自分の信念を貫いたに過ぎない
後悔はまったくしていないし
自分にとって大切なものはいつも明確
決して見失いたくないもの^^
もう一度子どもに戻って
足もとを見ましょう〜皆さん^^
だいじなことは
道端の「石ころ」が 思い出させてくれるかも知れませんよ?( *´艸`)
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