191「詩」ひとひら
はらりとひとひら
いちばんはじめに落ちた雪は
どうして落ちようと思ったのだろう
ひらりとひとひら
いちばんはじめに落ちた葉っぱは
どうして落ちようと思ったのだろう
仲間がだれもしらない世界に
ひとひら舞いながら
冬の始まりを
誰よりも早く伝えたかったのだろうか
秋の澄んだ空の欠片を身体中で
受け止めたかったのだろうか
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はらりとひとひら
いちばんはじめに落ちた雪は
どうして落ちようと思ったのだろう
ひらりとひとひら
いちばんはじめに落ちた葉っぱは
どうして落ちようと思ったのだろう
仲間がだれもしらない世界に
ひとひら舞いながら
冬の始まりを
誰よりも早く伝えたかったのだろうか
秋の澄んだ空の欠片を身体中で
受け止めたかったのだろうか
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