【sake diploma対策】sake diploma international試験本番
会場の様子
2022年10月15日に東京会場の新高輪グランドプリンスで受けてきました。
10:40-10:55 Arrival&Registration
10:55-11:00 Orientation
11:00-12:00 Written Exam (60minutes)
12:05-12:45 Tasting Exam of 4 items of Sake and 2 items of Shochu or Awamori (40 minutes)
12:45-13:05 Short Essay Exam (20minutes)
13:10 End of the exam
東京会場には、筆記試験のみの方、論述・テイスティングのみの方も入れて、83名。例年より受験者は少なそうです。
試験スタート
はじめの筆記試験は100問ではなく、なぜか、98問。問題文の横に回答を書いていきます。傾向としては、料理の相性問題がなく、ひたすら、酒米と県を聞かれました。日本語の一次では聞かれないようなくらい細かい内容もありました。
筆記試験中にテイスティングアイテムが並べられ、5分のガイダンスがあって、すぐに、テイスティング試験。日本語と同じ形式。sake diplomaのテイスティング試験は30分ですが、internationalは40分で時間に余裕ありました。あと、マークシートではなく、1アイテムずつテイスティングシートがあって丸をつける形で、すごくやりやすかったです。
テイスティングアイテムは
熟成した生酛(純米、米?)
アル添(本醸造、五百万石)
セルレニン耐性酵母(純米吟醸、五百万石)
熟成していない生酛(純米酒、山田錦)
麦焼酎減圧
泡盛常圧
と思いました。
終了後、休みもなく、ただちに20分で2つのテーマについて論述。
Essayは、
灘の水と伏見の水について知りうることをできるだけ説明せよ。
甘藷焼酎について、その種類とGIを含めて書け。
でした。
sake diplomaは原稿用紙のマス目で200字などの制限が付きますが、こちらは、A4用紙1枚に自由に書くスタイル。字数制限はありません。だいたい予想通りの問題だったので、びっちり書いてきました。
全部で2時間。途中でのトイレも許されていないので、試験前にトイレ行っておきましょう。
sake diploma internationalの感想
試験は、すべて英語ですが、筆記試験100問。選択肢ではなく、記述しなければいけない(英単語のスペルも覚えなければいけない)ので、この点、日本語よりハードルが高いです。テイスティングの形式はほぼ同じ。東京と大阪は、もちろんアイテムは同じですが、海外の試飲会場では試飲アイテムが違うようです。論述問題も、英語で書かなければいけないので、ハードルが高いです。
僕の場合、一番心配だったテイスティングもうまく行きましたし、全体としては、会心の出来だったと思います。
ということで、internationalの試験は、日本語のsake diplomaをやっていれば、すんなり受かるというわけではなく、international専用に、英語で1次試験と論述の勉強をしなければならないので、片手間にできるという試験ではなかったと思います。ただし、ここで、しっかり英語で、論述対策をしたので、sake diplomaの論述対策はやらなくてよかったです。
アイテム発表
アイテムが発表されました。
Item Category/Special Designation Rice Variety
1 Junmaishu Gohyakumangoku
2 Ginjoshu Gohyakumangoku
3 Junmai Daiginjoshu Yamada Nishiki
4 Junmaishu Yamada Nishiki
Item Type Distillation Method
5 Kome Vacuum
6 Awamori Atmospheric
1の生酛、2のアル添、3のセルレニン耐性酵母があたっていました。。4が生酛かどうかはわかりませんが、方向性はほぼ大丈夫でしょう。苦手な焼酎も1つ当たっていたのでよしとしましょう。
合格発表
11月1日17時にソムリエ協会のページで発表されました。
無事合格していました。
合格者は41名でした。