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夫婦もそれぞれに違う人間〜子どもとかかわる上での一貫性について〜

(※この記事は全文無料で読めます)


皆さん、こんにちは。
モンテッソーリ教師あきえです。
noteでは、モンテッソーリ教育に沿って子ども・子育て・教育について書いています。

今回のテーマ

今回は、「夫婦」についてお話しします。
ご質問をいただいているので、お答えしていきたいと思います。

○ご質問
5歳(男の子)と9歳(女の子)の自分は父親です。
母親と父親の関わりは一貫性を持たせた方が良いのかそれとも別々に個々の意見があると素直に子供に伝えて良いのか悩みます。


結論

結論からお話ししますと、大きな方向性は共有した上で、小さい細かいことはそれぞれ違って良いということです。


「子育て」という共同作業において必要なこと

子育ての大きな方向性だったり、大切にしていきたいことというのは一致しているとより良いと思いますし、一致させていく必要があると思うんですね。

「子育て」という共同作業をする上で、一つの柱、一つの大きな芯のようなものを共有していると言うことは、とても大切だと思うんです。

そうやって、一つの芯を共有していることで、色々なことを考える時に軸なっていきますよね。
芯があることで、夫婦のどっちが正しいとか、どっちが上だとか下とか、そういうことじゃなくて、自分たちが決めた方向性、芯に対してどうかなという判断をしていくことができる

お互いが同じ方向にベクトル合わせることができるので、子育てにおいての一つの芯というものをお互いが共通認識できるようにすることがまずは必要なのかなと思います。

その上で、もっと細いところに落としていく。


では、細かいかかわりはどうする?

例えば、「今この時間お菓子食べていいのか」とかお菓子買う物ひとつにおいてもそうですし、片付けるタイミングとか、今やらせたほうがいいのかなどということ。

日常生活の中である本当に細かい事。
お菓子とか片付けとか何か買うタイミングとか、そういった予めルールが決められるような事においては、何を大切にしていきたいのかということを夫婦間で話し合って、「こういうルールにしようか」ということを決めることがオススメです。

子どもがある程度大きくなったら、子どもも一緒にどうしたらいいのかということを「〇〇家のルール」として、一緒に作っていくというのも一つ必要なのかなっていうふうに思うんですね。


その上で、やはりいくら夫婦とはいえ、別の人間なわけですよ。
そして、強みと弱みが全て一致してるという夫婦ってほぼ存在しないと思うんですね。それぞれに得意なこと、苦手なことがあっていいと思う。

それぞれの強みを生かすからこそ、子どもは様々なことを吸収して、それぞれお父さんのいいところ、お母さんのいいところ、逆にお父さんが苦手としてる部分、お母さんが苦手としている部分を子どもは吸収して、その一部を自分のものをしていく。

子どもにはそれぞれに影響し合えばいいと思うんです。

なので、かかわりの一貫性という部分においても夫婦で違っていい
全てが一致しなくてもいい。
もちろんその中でそれが原因で、夫婦間のトラブルに発展することもあると思うんです。けれど、発展していいと思うんですよ。

トラブルが起きるからこそ話し合うきっかけになったりとか、考え直すきっかけになると思うんですね。
なので、意見を必ずしも全てを合わせる必要はないと思ってます。

ただ、「子育て」という共同作業なので、子どもの育ちを助ける作業をするにあたって、お互いが共通認識していた方が楽なこともたくさんある。

だからこそ、冒頭の様に「大きな方向性」は予め話し合って決めておく。

それでも、もっと細かい部分で「自分と思ってることと違うな」とか「自分はいいよって言うけど、相手は駄目って言う」「相手は駄目って言ってるけど、自分は別にいいんじゃないって思う」ということはあってもいい。

そういった中で、子どもがどう判断していくのかは、もう子どもに任されていい部分。
どこまでいっても、その子どもの育ちを助けるという作業は、それぞれの人間性が出てくるものだと思うんですよね。


何を大切にしていくのか

夫婦だとしても、やはりそれぞれの人間性がある。
それぞれの強み弱み、得意なこと苦手なこと、その人の持っている価値観だったりというものがあるので、それを全てすり合わせなくても、必要最低限すり合わせて、お互いが楽に過ごせるようにしていく。

その中で何よりも大切なことは、お互いに相手をリスペクトしていくということなんじゃないかと私は思っています。

親子関係においても、夫婦関係においても言えることですが、「相手を尊重する」ということは人間関係において欠かすことのできない要素ではないかなと思うこの頃です。

親子だからって必ずしも良好な関係が築けるわけではない。
それは、夫婦も同じで、夫婦だからって必ずしも良好な関係が築けるわけではない。

人間関係は築き続けていくものだからこそ、そこには相手へのリスペクトが必要不可欠だと思っています。


まとめ

子育てをしてると、夫婦で意見の相違が出てくることは多々ありますよね。
なんでも完璧にすり合わせて一貫性をもったかかわりができるのであれば、それはそれで素敵だと思います。
子どもも戸惑うことがなく、安心するでしょう。

しかし、家庭の中には様々な関係性が混在しています。
みんなにとって心地の良い居場所であるためにも、多少違えど、相手をリスペクトして、違っても良いと捉える方が総合的に考えた時に心に余白が生まれるのかなと思います。

本日は、夫婦について話させていただきました。
参考にしていただければ嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


このnoteは、音声メディアVoicyの2020/10/28配信「#305 子どもへのかかわりは夫婦で一貫性がある方がいい?」の音源をもとに、作成したものです。​
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