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【仏教】伽藍配置の変遷から見る教理の変化

寺院を構成する重要な建物として、塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・中門・回廊・南大門(南門)・食堂・僧坊(尼房)等があげられます。

このような伽藍が、寺院の中で、どのような配置で置かれているのか、またその配置の変遷の仕方について記したいと思います。

またこのnoteでは、飛鳥寺式、四天王寺式、法隆寺式、法起寺の四つの寺院から、伽藍配置の変遷について言述します。

1. 飛鳥寺式伽藍配置

飛鳥寺

まずは、飛鳥寺式伽藍配置を見ていきたいと思います。飛鳥寺は、法師寺として日本で最初にできたお寺です。伽藍配置は、塔を中心にして、正金堂、東金堂、西金堂が建ち、それを講堂で囲み回廊の北に講堂が配されています。

飛鳥寺式

各金堂の配置によって塔が際立っており、現身仏を通して理仏を知るということでやや現身を重んじています。しかしながら、日本最古の伽藍配置として非常にふさわしいものと言えるでしょう。

2. 四天王寺式伽藍配置

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美学・芸術学専攻