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バイヤー・商品開発

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プライベートブランド商品のブランド価値を高める。モノタロウの品質保証グループ発足の裏側。

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 事業者向けEC企業であるモノタロウでは、2000万点以上の間接資材(※業務を進める上で必要な備品)を取り扱っており、その中で34万点以上のPB(プライベートブランド)商品を販売しています。PB商品とは、小売や流通などの自社で商品を生産しない業態の企業が、オリジナルで企画・設計した商品を指します。当社では、ナショナルブランド(※メーカーが展開している商品ブランド)の中から売れ筋の商品を中心

商品部門長に聞く。商品点数は100万点から1900万点に成長、売上は10倍に。この10年の変遷とこれからの未来とは。

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 売上が10倍に成長した、商品部門の10年間ーー清水さんは入社されて10年以上のベテランですが、商品採用を行う部門として、モノタロウはどのように変わりましたか? まず単純に取り扱う商品数が増えましたね。2009年の入社当時は100万点いくかいかないか程度でした。あの頃はカタログに掲載する商品を売れ筋のものに絞っていた、というのも大きいです。サプライヤー様の元にカタログを持っていき、「市場

食品メーカーで商品企画を行っていた私が思う、モノタロウのデータドリブンな商品販促の面白さ。

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウは間接資材を取り扱うBtoBオンラインストアを運営しており、商品点数は1800万点にも及びます。間接資材販売のECとして日本最大規模のサービスへと成長している当社で、商品情報の整理や販促業務を担う商品販促担当はどのような仕事をしているのか、モノタロウに中途入社した商品採用Aグループの河杉さんにインタビューしました。 PDCAを多く回して改善ができる仕事をーまずこれまでのご経歴

10年売れ続けるロングセラー商品を生み出す、モノタロウのプライベートブランドの秘訣

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウの商品展開の中でも重要な位置づけのオリジナル商品、いわゆるプライベートブランド(Private Brand)について、お話しいただきました。 1800万点の中からデータをもとに売れ筋の商品を中心にプライベートブランド化しており、重要品質は落とさず、価格はリーズナブルにご提供しているので、お客様の支持を集めています。今回は、プライベートブランド商品の採用と調達に“ペア”で取り組

「この商品が、初めて売れた、、、!」とサプライヤーが驚く。数十年に一度しか売れない超ニッチな部品まで、ロングテールも大事にするバイヤーの仕事

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウの商品点数は1800万点を超えますが、それらをメーカー/サプライヤーから採用するのが商品採用/バイヤーの仕事です。メカニカル部品などのカテゴリーを担当する小野瀬さんにインタビューしました。 —————————————————————————————————— Q.  モノタロウにバイヤーとして中途入社した経緯は?「専門性の高い機械部品もネット販売に切り替わっていくことを実感

扱う商品は1800万点超!原料以外の全ての商品を扱うことを目指すモノタロウの商品部門のリアルとは!?

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 ーまずは、皆さんご自身についてお教えください。 林:当社への入社は2018年5月で2年目です。それまでは新卒から7年、ホームセンターにて、店舗のマネジメントと商品バイヤーを務めていました。当時は現場の売り場作りや、教育を行っていました。 当社に入社後は、採用グループで物流梱包テープのナショナルブランド(NB:製品メーカー様の商品)のバイヤーを行った後、プライベートブランド(PB