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ルーツ旅立ち前⑤いま自分がここにいる理由を探して

自分がどこかおかしいと自覚するようになったのは、娘が小学3年生になった頃からです。すくすくと成長する娘をみるうちに、自分の子ども時代を振り返り、やはりあれは普通じゃなかったと思うようになりました。

また、大人になってから私自身が経験した出来事も、やはり普通ではないような気がしてきました。

▼何事もドラマチックになる体質

自分がおかしいと思う理由を簡単にいうと、私は、

①子ども時代は宗教的な環境にいたせいか、不思議なものを色々とみて

②大人になってからは、何かにつけ物事が大ごと(ドラマチック)になり、かつ、ラッキーな出来事が起こりやすい

ということなのです。

これはあくまでも主観的な話なので、皆さんからすれば「なんだそりゃ?」とか、「思い過ごしでは」と思われるかもしれません。でも私にとっては現実のことであり、たび重なるうちに、このことが大きなストレスになっていきました。

なぜ私はこうなんだろう。平穏に暮らそうと思っても、なぜか色々なことに巻き込まれてしまい、心が休まることがありません。

特に、②の大人になってからの状況については、私の実家が不幸の見本市みたいな状況だったので、自分だけが幸せな状況というのがいっそう居心地が悪かったのです。
子ども時代の話も含めて、そのうち具体的に書いていこうと思います。

▼いま自分がここにいる理由を知りたい

「親の因果が子に報う」という言葉があります。
昔、先祖がなにか悪いことをした結果、子孫がその報いを受けるという宗教的な考え方です。

私は、そんなことを信じていません。
そんな考え方は迷信にすぎないとさえ思います。

私が知りたいのは、そんな宗教的な意味での「因果応報」ではなく、「因果関係」です。たとえていえば、「自分はなぜここに住んでいるのか」という理由を探るということです。

たとえば東京に住んでいるAさんが、なぜそこに住むようになったか考えてみると、Aさんの父親が若いころ東北から出稼ぎに来たからです。

では、なぜAさんの父親が出稼ぎに来たかというと、Aさんの祖父が戦争で亡くなり、家庭の経済状態が苦しくなったからでした。

つまり省略すると、

(原因)祖父が戦争で亡くなった
      ↓
(結果)Aさんは東京に住んでいる

という因果関係になります。

こんな風に、いまその人が置かれた状況の背景を考えると、ずっと昔に原因があったというのはよくある話です。

私もそんな風に、いま自分が置かれている状況の背後にあるものを1つ1つ解明していけば、いつか自分がこうなっている原因がわかるんじゃないか。そう考えました。

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