002 わたしの好きなもの

2020年3月15日 20:57

お久しぶりです

昨日は久しぶりに予定のないお休みの日。

ゆったりと流れる時間に、焦りや追われる気持ちもなく、穏やかに過ごせて本当に幸せな一日でした。

大好きな時間の過ごし方、大好きなこと、大好きなもの。

「自分は何が好きなんだろう。」

たくさんあるけれど深くまで言葉にしたことがないものが多いな。

今日はその中の１つを言葉にしてみようと思います。

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カメラマンとして仕事をさせてもらうようになる前からずっと好きだったもの。

うんと小さかった頃、きっと生まれた頃から僕の写真を家族は残してくれていました。

暇があるとその時につくってくれていたアルバムを小学生や中学生になってからも、見返して「自分はこんなに愛されて育ってきたんだな。」と実感してはこっそりにやにやしていたことを思い出します。

”写真は過去の記憶を目の前に呼び起こして新たな記憶を写してくれるもの”

好きな理由は写真が持つ特徴にあります。

写真を撮る瞬間の「今」と写真を見返すときの「今」。

どちらも「今」なんだけど見返すときには撮ったときの「今」は「過去」として記憶を蘇らせる。

その「過去」の記憶は正確なものではなくて、見返すときの「今」がつくるもの。

わかりにくくなってしまったので言い方を変えると「見るたびに思うことが変わっていく」ということです。

いつ、誰が、どこで、何を想ってその写真を見るかによって伝わることも、見え方も変わる曖昧さ。僕が写真を好きな理由です。

この世界に答えがないように写真にも答えがありません。「撮りたい！」と想うその瞬間にシャッターを切ることで残る１枚の絵。十人十色でそれぞれの写真に「今」がある。

書いていて気づいたことが一つありました。

僕は「ゆるく定義されたもの」が好きなんだということに。

昨日のようになんの予定もないけどなんとなくやりたいことをやれば幸せになれそうな一日、登場人物の顔や声がわからない小説の中の世界、そして写真。

”好き”を深堀りすると新しい気付きに出会えました。

それではまたゆるゆると不定期に更新します。

ラブグラフという出張撮影サービスの会社でカメラマンをしています。
平日は企業で働きながら土日で撮影を承っております。

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私のイチオシ

頂いたサポートは撮影させていただくゲストさんの飲み物代やカイロ代などに活用させていただきます。もしよろしければサポートよろしくおねがいします。