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井浦新。観る。背負うもの。『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』

これは感想文です。
それ以上でもそれ以下でもない文章です。

今回は、“攻める”日テレ・ドラマの
代表枠といえる日曜夜10時半〜の作品
『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』。
2019年1月〜3月に放送された
『3年A組-今から皆さんは、人質です-』の
スタッフが再集結して挑む刑事ものです。
が、1話を観た限り、単純な刑事ものとはいえない
作品に仕上がっていました。

この作品で、まず気になったのは
演じる才門要が「何を背負っているだ?」
と僅かなシーンで想像させてくれた
井浦新さん。

役柄は、常に何かを背負っているものです。
それが作品の展開で
ぽろぽろと明るみになっていきます。

その背負うものを
どうやって観る側に伝わるか。
もちろん、脚本や演出による
ところは大きいと思います。
同時に、役者の演技にも左右されます。
実は何もないのに、何かがあるように見せたり
見せているのに、薄い膜を張るように隠したり
ネタバレを隠すために手品師が
客の目を別のところに意識させるような芝居をしたり

1話で才門が子どもに向ける目線。
それは何かがあるようで、何もないようで
やっぱり何かがあるようで、と想像が広がりました。

『アンナチュラル』の中堂系にも
1話からいろんな想像をしていました。
なぜ、あそこまでイライラしているのだろうかと。

観る側の想像を駆り立てる芝居
それをひとつ発見できるだけで
作品に対する面白さが増幅していきます。
2話以降も
そういう芝居が出てくるはずなので。

ありがとうございます。また遊びに来てください。
企業のパンフ、雑誌、書籍、WEBなどで文章を書いています、四半世紀ほど。あ、それから五島列島の出身です。
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