「渋谷の星」放送後記 #61
斬新なデザインの公共トイレ。渋谷区民の税金の賜物と思いきや、1個人の寄付で造られたトイレと言うから驚きだ。
資金提供者は、株式会社ファーストリテイリング取締役の柳井康治(やない こうじ)さん。渋谷区民。柳井正さんのご子息である。
公共トイレは「THE TOKYO TOILET プロジェクト」により「リ・デザイン」され、区内17ヶ所のトイレが新しく生まれ変わった。柳井さんはプロジェクト発起人、資金提供者、プロジェクト・オーナー。クリエイターには隈研吾さん、安藤忠雄さんなど世界で活躍する一流建築家らが名を連ねている。
渋谷区立 神宮通公園の公共トイレ「あまやどり」は、安藤忠雄さんのデザイン。
こんなに美しいのに、園内やトイレのあちらこちらに酒ビン、空き缶、ドリンクカップ等が散乱している。撮影の為にスタッフがゴミ拾いしたのは言うまでもない。
なぜ自分のゴミを置きっ放しにするのだろう。幼い頃、外にゴミをポイしたら母に「ゴミがお化けになって出て来るわよ!」と叱られたっけ。ゴミは園内のゴミ箱へ!
こちらは、渋谷区立 鍋島松濤公園。
公共トイレは隈研吾さんのデザイン。木材がふんだんに使われている。
まるでジブリの世界のような、森の妖精が遊んでいそうな、自然豊かな公共トイレ。
こうした公共トイレのリ・デザインがなぜ誕生したのか。プロジェクトについて渋谷区長と柳井さんの新春対談を放送。2週に渡って特集した。アーカイブはこちら。試聴出来る。
放送でお伝えする時間が無かったが、柳井さんが一番気に入っている公共トイレは西原一丁目公園だそう。次回、訪れてみたい。
また、収録後に柳井さんとご挨拶させて頂き、カメラマンさんも交えて昔の公共トイレについて談義(区長は公務のためご退室)。
私「トイレットペーパーがあってビックリです!」
柳井さん「そうなんです!ちゃんと付いてるんですよ」
カメラマン「昔は紙がなかったですよね」
私「10円で買いましたよ!」
カメラマン「そうだ!あった!あった!自販機!」
柳井さん「ありましたねー!あはは」
そう言って全員で大笑いした和やかな現場だった。あなたにも聴かせて上げたかったなぁ。
柳井さんが毎週お聴きの番組『福山雅治と荘口彰久の地底人ラジオ』。福山さん、渋谷の公共トイレをご利用の際は、ぜひ柳井さんまでご感想をお寄せ下さいね!(笑)
📸メモリアルフォト
新年1発目の放送は、おめでた色の赤で!
アーカイブとは別バージョン・ショット。本当はこちらを使用したかったが、ちょっと首が曲がり過ぎたので(笑)。着用Tはヴィム・ヴェンダース監督とユニクロさんのチャリティ・コラボTシャツ。
ね♪「空とこの道 出会う場所」でしょ!?初めて見た時「これって『ON THE ROAD』Tシャツじゃん!?」って超ビックリ!秋のアリーナツアーに着て行こうかな♪(笑)ちなみに、ハンカチ(正確にはバンダナ)はロックアーティストさんのツアーグッズ。
今週もお聴き頂きありがとうございました。
これから怒涛の編集作業が待っています。
次回も元気にお会いしましょう〜💫✨
渋谷のラジオ「渋谷の星」(火曜11:10〜生放送)
パーソナリティ&ディレクター
名倉一美(なぐら ひとみ)
【追記】
そうだ。1月17日の番組オープニングでトークした我家のトイレも添えておこう(苦笑)
ウォシュレットの部品が経年劣化で破損。購入から11年以上経過し、部品生産終了、在庫ゼロ。便器丸ごと交換する羽目に(泣)。
TOTO・同シリーズの最下位ランクが工事費込 約36万円。結局、ネットで一番安い同商品(工事費込)を約23万円で購入(悲)。
流行りの卵型に✨
便器は高い。
大変勉強になりました。。。
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