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ファンアートってめんどくさい(?)

白峰です。

ファンアートって楽しいですよね。

同人界隈でいうなら、二次創作っていうのが一般的な表記でしょうか。

特に最近の出来事だと冬コミに初参加して、サークルさんも一般参加者の方々も(もちろんスタッフさんも!)皆が生き生きとひとつのお祭りを楽しんでいる様子に元気をもらいました。

あ~物を作るのっていいなあ! って。

私が活動している「オリジナル」、いわゆる一次創作って、二次創作的な熱というか「萌え」とか「わかるー!」とかそういう情熱の共有がなかなか難しいジャンル、なんですよ。

で、私も二次創作を消費するのは好きなので、気になる本を手に入れて「うおーーー!」ってなったりする。

ネット上を見渡してみても、同じジャンルで盛り上がっているのはとても楽しそう。

で、私も二次創作してみたくなった。

実際何か出してみようかなって描いてみたいものがいくつかあって、ラフまでは相方にチェックしてもらったりしたんだけど、結局全部ボツにして、なかったことにした。

描いてる最中、何だか悶々としてぐるぐるしてて、喉に魚の小骨が引っかかっているような感じだったので理由をずっと考えてたんです。


◆「きっかけ」を思い出す

年数的には時効のような気こそすれ、「どこでどなたが」と発言するのはさすがに気が引けるので言わないんだけれど、

「最近興味が出てきたので、描いてみました」的なコメントを添えて出された二次創作のイラスト、

それに対して、

「○○(キャラクター名)はそんなにつり目じゃない!」

ってコメントがあったんですよ。

……

怒らないでくださいね。

率直な感想いいですか?

正直、「ファンアートってめんどくさっ!」って思いました。

めんどくさいのは、ファンアートを制作することに対してじゃない。

「ファンアートを制作することによって作品をより楽しみたい」っていうのはとてつもなくハードルが高い、ってこと。

「ただ好きで楽しみたい」層である自分に、そのハードルを越えていくのはとても無理だと思ったんです。

で、その楽しみ方からは、そっと離れることにした。

書くまでもないことだけど、当然、原作・原典をリスペクトするなっていう話ではなくて、「作品を愛している」玄人サイドの方々って、そんなハードルを軽々飛び越えて、時間と労力と(あるときはお金)を投資して二次創作してるんだなあと思うと、本当にすごいと思ったのでした。(蛇足ですが念押しすると、嫌味でも皮肉でもないです)

ある意味、そんな「すごい」を込みこみでお金を払っている節もあるし、やっぱり自分にはファンアート無理だわって思いつつ、たまに楽しく消費しています。

ひとまずおわりっ。


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