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カメラのお話2

こんにちは。こんばんは。さてさて頻繁に更新すると言っておきながら昨日までは課題に追われ、現在は低気圧による頭痛でダウンしていますmotoです。

昨日はサカナクションのライブを見ながら疲れを癒してもらい、改めてファンになってよかったなぁと再認識しました。やっぱりsakanactionの「ミュージック」と「ボイル」は最高でした。

まあそんな私の好きなアーティストの話は今は置いておくとして、前回に引き続き今回もカメラのお話。紹介するのは Minolta X-700。

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このカメラとの出会いは、バイト先の人からのご好意でいただいたものです。本当に良いカメラで、後ほど作例をお見せしますが、かなり良い写りをします。

1. ファインダー

このカメラの一番いいところは何?って聞かれたら間違いなく「ファインダー」と答えます。そうなんです。このカメラものすごくファインダーが綺麗に見えるんですよ。「え?なにこれ?」ってくらい見えます。少なくても僕の所持しているどのカメラよりもファインダーから見る景色が一番肉眼で見る景色に近いと思います。論より証拠ということで実際に見てみましょう!

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はいこんな感じ!どうですか?

綺麗じゃないですか?この写真はiPhoneで撮ってますが、露出とか彩度、コントラストといったものは何一ついじってません。撮って出しってやつですね。このファインダーのおかげでほとんどピントを外すことは無くなりました。

2. 重量

あと何が良いかって言われたら軽いことかな。普段、Nikon F3 をメインで使っているのですが、F3はある程度重いことでブレ防止になるのが良いんです。それに堅牢ですしね。しかし、この丈夫ゆえの重さが時として結構辛い時があります。旅行の時は特に持っていくのが億劫になります。だから普段重めのカメラ使っている人が持つと軽く感じると思います。このMinolta X-700のカメラの重さは505g 。比較対象で挙げたNikon F3が700g なので結構差があることが分かります。COVID-19が流行る前に旅行に行ったのですが、その時はこのカメラが大活躍でしたね。

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3. 機能

上部から見て分かる通り、このカメラにはPモードとAモードが備わっています。Pモード?Aモード?なんだそれはって方に簡単に説明しておきますね。

Pモード・・・絞りとシャッタースピードをカメラ側が判断

Aモード・・・シャッタースピードをカメラ側が判断

本当にざっくりいうと、Pモードでは撮影者はピントを合わせてシャッターボタンを押すだけで良くて、Aモードでは絞りだけは自分で決めたいなって人におすすめなモードってことです。

絞りって?シャッタースピードって?って方のために今度カメラ初心者用の記事を書こうかな...

このカメラはMax 1/1000まで切れます。露出補正機能も備わっているので、こだわりがある人はこちらも使っていくと良いでしょう。

また、セルフタイマー機能も使えるカメラですので家族写真を撮る時なんかに自分だけ映れないなんてこともありませんね。

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さらに、このカメラの凄いところが、手振れの危険があるときに「ピー、ピー」と警告音を鳴らしてくれます。この機能を使うには電源を入れるときに普段電源を入れる時と逆側に電源を入れればオッケーです。

電源OFF

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通常電源ON

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ブレ警告モード

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4. 作例


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レンズはMD 50mm F1.4 を、フィルムはKodak colorplus200を使用しました。私は基本的に編集はトリミングや傾き補正を行うのみなので、カメラ屋さんから返ってきたそのままのものになります。猫の毛も一本一本しっかりと写せているし、立体感もあって良いですね。あとこのレンズのいいところは青色がすごく綺麗に出てくれます。個人的には、青色が綺麗に出るとその時の空気感が色として反映されると思っていて、猫の写真なんかは特にそれを表現できたかなって思います。

5. 総評

このカメラ初心者から上級者まで幅広く使えるカメラだと思いました。Minoltaのレンズは写りもとてもいいですし、気に入った方は色んなレンズをこれにつけてたくさん撮っていけるんじゃないかなと思います。

ただ、私はこのカメラは定着しませんでした。

理由としては、多重露光が使えなかったり、シャッタースピードが1/1000までしか出なかったり、デザインがあまり好みじゃなかったりが挙げられます。

けれど、間違いなく使って後悔しないカメラになると思います。必要最低限の機能は持っているので、こだわりが少ない方には自信を持ってお勧めできるカメラです。


以上、今回はMinolta X-700 のご紹介でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回もお楽しみに。

それではまた。



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