ADHDの薬の代わりにサプリでも十分に集中力とメンタル安定させる

ADHDの薬の代わりにサプリでも十分に集中力とメンタル安定させる

アラタです。
ADHD当事者であり、
コンサータ➡ストラテラ➡インチュニブ
と、ADHDの薬は一通り、試してきました。

どの薬も、一定の効果があり、会社で働く上では必要不可欠な存在です。
しかし、仕事の上では、ミスなく業務を行う事ができるようになったのは良かったのですが、プライベートの面では
「常にイライラする」
「生命保険に加入できない」※正確には出来るものもある
「薬を飲んでいる事でお酒(アルコール)が気軽に飲めない」
「あと何十年も薬を飲むとか体壊しそう…」
色々と面倒な事や、不安な事が増えました。

そこで考えたのが
「ADHDと診断される前までは、苦労していたとはいえ生活できたので、薬に頼らなくでも、再現できるのではないだろうか?」
ということでした。

とはいえ…
急に薬を飲まなくなって、仕事に影響が出たら大変な人は多いですよね。だから、みんな毎日、服用をしているのだと思います。

今回の記事では、私自身が
「年末年始の長期休暇」+「仕事がオフシーズン」
という環境もあり、薬なしで、どこまで仕事が通用するのか?という事を、私自身が人柱となって挑戦をしてみました。

もちろん、ただ薬をなくすだけでは、ADHDの診断前となんら変わりはありません。
そこで、今回、行った対策としては
・筋トレ
・瞑想
・サプリ
といった事を試してみることに。

結果を先にお伝えすると、
太字 薬なしでも仕事はできるし、メンタルも安定する
ということでした。

※本記事は、その中のADHDとサプリについて書いてあります。

サプリは薬じゃないよ

「結局、サプリって薬みたいなもんじゃん…」
って、思われるかもですね…
確かに、サプリも薬と似たように感じるかもですが、サプリは正確には薬ではありません。
事実、病院に行かなくてもドラッグストアーで買えますし、普通の人だって飲んでいます。イメージとしては、健康のために青汁を飲んでいる、と思ってもらえればと思います。

ADHDがサプリを飲むならリラックス系

本記事で紹介するサプリは、俗に言う”集中力をあげる”ものでありません。
あくまで、リラックス効果があるものです。

私がオススメするのは、”テアニン”のサプリですね。
いわゆる、緑茶に入っている「ほっとする」成分みたいで、”不安をやわらげ、リラックスする”効果のあるサプリです。緑茶で摂取しようとすると10杯ぐらいのまないといけないみたい。

「それって集中力と関係ないじゃん…」
って思うのも当然なのですが、では、逆に聞きたいのですが集中力がなくなるときってどんなときでしょうか?
「あれもしたい、これもしたい」
「あー、なんであんなミスをしちゃったんだろう」
「つまらない仕事だな、あと何時間あるんだ…」
と、いったように”不安を感じる”ことで、集中力が途切れてしまうのではないでしょうか?
※もちろん、理由はこれだけではありませんが、集中できない多くの理由は不安からが原因だと、私は考えています。


こういった、不安に対して色々と考える事が減るので、目の前の事に集中できてるようになり、自然と集中力も発揮されるというわけです。

ただし…
デパスなどの向精神薬とは違い、「ガッツリ効果がある」というわけではありません。
あくまで、薬ではなく、サプリですので気休め程度に気をとどめておくとよいでしょう。


集中系のサプリは効果が薄い

ADHDは集中力がないんだったら、集中力系のサプリを飲んだ方がいいんじゃないのか?って思いますよね。

私も最初はそう思いました。そして何種類か試したんですけど…効果を実感できませんでした。

まったく効果がないというわけではないんでしょうが、頭が冴えるとか、スッキリするとかはっきりした効果がわからないんですよね。

効果がはっきりしたいものを飲み続けるよりも、それだったらリラックスできるサプリを飲んで、安心感を持ってから集中力を高めたほうが合理的なんじゃないかなという結論になりました。

※個人差あると思うので、集中力系のサプリを試してみるのもいいかもしれませんね。

コンサータ、ストラテラ、インチュニブ…体に悪そう

最初にも書いたように、薬で仕事はできるようになったけど、反動でイライラが半端なくなりました。
また、ストラテラにいたっては結構きつめ?の80mgだったので、「今後、これらの薬を飲み続けても体は大丈夫なのだろうか…」と不安になることが増えました。

本来、ADHDの困った特性に対して効果がある薬なんですけど…
副作用で気持が悪くなったり、食欲が落ちたり、イライラすることが増えると、どうしても「この薬は飲み続けても大丈夫なんだろうか?…」って心配になります。

薬の事で体が心配になるぐらいなら、いっそ、薬に縛られないで生きていけれるようになったら楽なんだろうなーって考えるようになりました。

そもそも、仕事で悩むまでは薬なしで生きてこれたんだし、薬なしでも死なない程度に生きていけるだろうという楽観的な考えがありました。

薬は感性が殺されているような感覚になる

すごく抽象的な表現なんですけど、ADHDの薬を飲んでいるときって”自分の感性が殺されている”って錯覚に襲われるときがあります。

例えば、薬を飲む前は、夕日とか見て「綺麗だなー」って単純に思ったりしていたけど、薬飲み始めてからは、綺麗だとは思うけどそれだけ。感動とかまではしなくなりました。

そういった、自分の感性が死んでいく感じも嫌だったので、薬よりサプリで代用できるならサプリで代用していきたいところです。


いつかは服用を辞めたいけど、今すぐやめるなんて怖くてできない

仕事でミス連発、上手くいってないから病院行って、薬ももらいってるのに、急にやめるなんて無理!怖すぎ!

当たり前ですよね…
なんのために薬のんでるんだよ、って話なわけで。
みんな仕事で苦労しているから飲みたくもない薬をのんでいるわけでして。

でも、まあ、それだったら長期休み中にトライしてみるのもいいかと思います。

例えば、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆…
仕事に差し支えなさそうなときにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
※ストラテラは、継続してのまないと効果がないと言われているので、少しリスクがありますね。私はストラテラを中断しましたけどね。


薬からサプリに"依存性"を切り替える

コンサータやストラテラ、インチュニブって医学的に効果が証明されているし、実際に飲んだ本人としても効果は実感できていました。

効果が実感できていた分、気分が落ち込んだ時、仕事でミスをしてしまったときに「あー、薬のまなきゃな」って思ってしまう。
これって、依存性の高さを物語っていると思います。

ずっと飲み続けていると、これが当たり前と思いがちですが、違います。
ホントのゴールってなんでしょうか?
薬なしても、普通の生活ができるようになることですよね。

であれば、ちょっとずつでもいいので、薬なしの状態に近づいていきたいと思いませんか?
その第一歩としてし、薬⇒サプリへ依存するのもアリなのではないでしょうか?

もちろん、生活や仕事もあるので、ムリに切り替えることはしない方がいいと思います。
それでも、チャンスがあれば薬を一時的に辞めてみるものいいかもしれません。

個人差が大きい部分だと思います。
少しづつ、自分のペースで改善していきたいですね。

サプリでなく、薬を服用していたときのADHDブログはこちら

>>あらたいむ

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