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きっと、欲が深すぎたのです

様々な美しい植物や花が生い茂る中に身を置くと、私の頭の中によぎる、この台詞。

「きっと、欲が深すぎたのです…」

映画クレヨンしんちゃんに登場した、お姫様の台詞。

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大きな木を見て、抱き愛でる者いれば、
倒れてきたら危険だと毛嫌いする者あり。

綺麗に咲く花を見て、うっとり安らぐ者いれば、
花びらが地面を汚すと文句を垂れる者あり。

落ち葉を拾って、にっこり微笑む者いれば、
いくら掃いても、きりが無い…、と面倒臭がる者あり。

都会の片隅で生息する自然の生き物たちは、
人の意見ひとつで、時に命を呆気なく刈り取られることがある。

強い雨風を、ひそかに和らげてくれていたことにも気付けず、誰かの都合を優先に、邪魔だと思えば命を刈る。それが現代社会の強い姿勢そのものだ。

強欲を満たすために都合が良いか悪いかで、すべてが決まる。

きっと、欲が深すぎた…、、、

いや、

「確かに、欲が深すぎるのです…」

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