マネックスクリプトバンク株式会社

マネックスクリプトバンクのリサーチチームがWeb3関連の注目トピックスや各種テーマについて暗号資産に馴染みのない人でもわかりやすく解説します。また暗号資産投資家に向けて投資判断に役立つ相場解説や格付け情報もお届けします。

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最近の記事

【2024年1月10日版:クリプト格付けから何がわかる?②】MCBクリプト格付け #3

こんにちは! 前回に引き続き、「クリプト格付けを見るとどんなことがわかるの?」という疑問にお答えすべく、クリプト格付けの見方を解説していきたいと思います! 前回は2023年12月の初回格付けを見ながら、①スコアボードからわかること、②スコアチャートからわかることをご説明しました。今回は直近で出した2024年1月10日付のクリプト格付けを使って、「2024年注目の銘柄」を格付けの視点からご紹介したいと思います。その中で、どんな点を意識すれば格付けから効果的なインプットが得ら

    • 【2023年12月10日版:クリプト格付けから何がわかる?①】MCBクリプト格付け #2

      みなさん、こんにちは! 新年2回目のnoteは【クリプト格付けから何がわかる?】 と題して、新しくなったMCBクリプト格付けをどう見ればいいのか、どんなことがわかるのかをわかりやすく解説していきたいと思います。また、どのような活用方法を想定しているのかもお伝えいたします。 これを読めば毎月の格付けの更新が楽しみになること、間違いなし! それでは、参りましょう。 パワーアップしたクリプト格付けの結果は?クリプト格付け2023年12月10日版! お待たせしました。それでは

      • 【クリプト格付けって何?】MCBクリプト格付け #1

        みなさん、明けましておめでとうございます🎉 今年からnoteにてMCBクリプト格付けのタイムリーな情報を発信することになりました。 初回となる本記事では「そもそもMCBクリプト格付けってなに?」「なぜ今格付けが重要なの?」というところをお話していきたいと思います。 お忙しい方も多いと思いますので、まずは重要ポイントをまとめておきます。 格付けという形式で投資家に有用な情報提供を行うことが目的 格付けの役割に応じて二つに分割、絶対評価への変更、評価項目の刷新、毎月一回

        • 「ビットコイン相場【マネックスCB公式】」移管のお知らせ

          これまでnote上で「ビットコイン相場【マネックスCB公式】」として暗号資産マーケットに関する情報を発信してきましたが、この度、弊社コーポレートサイトをリニューアルしてコンテンツ配信の場を移すことになりました。 弊社サイトでは、ビットコイン相場に限らず、web3関連のニュースレターや体系的なレポートなどもまとめて発信しています。今後はコンサルティングやスタートアップ出資などの機能を備えたリサーチ機関として投資家の皆様にとっても有益な情報をお届けしていきますので、変わらぬご愛

          BTCは3月米経済指標に左右される展開か、バイナンス動向にも注視

          今週の相場動向相場回顧 BTC:堅調に推移するも、強弱材料が混在し上値も重い ビットコインは金が1オンス2000ドル付近で上値が重くなると同様に上値を抑えられた。米ファースト・シチズンズ銀行が今月破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の大部分を買収する方向で合意に至り、銀行セクターに対する懸念が後退した。これを受けて金融株が買い戻される場面もあったが、米国金利が上昇する中でビットコインはハイテク株とともに下落した。米商品先物取引委員会(CFTC)が大手取引所バイナンスを提訴

          BTCは3月米経済指標に左右される展開か、バイナンス動向にも注視

          BTCは金との相関が強まる中で買いが継続する可能性、SVBショック公聴会に注目

          今週の相場動向相場回顧 BTC:金とともに買いが強まるも米FOMCを受けて下落 ビットコインは、シリコンバレー銀行親会社の破綻申請やクレディ・スイス銀行の破綻懸念などを受けて銀行セクターへの信用不安が広がる中、金と同様に逃避資産として買いが強まった。USDCのディペグ問題を受けてステーブルコインへの懸念も継続し、暗号資産の中でもビットコインが逃避先として選ばれた。20日には金が約1年ぶりに1オンス2000ドルを突破し、ビットコインもBTC=365万円(28,000ドル)を

          BTCは金との相関が強まる中で買いが継続する可能性、SVBショック公聴会に注目

          BTCはSVBショックの影響を見極める中で買いが強まることも、米FOMCに注目

          今週の相場動向相場回顧 BTC:米銀行破綻後、利上げ加速懸念の後退などを受けて急回復 ビットコインは、米国においてシルバーゲート銀行、シリコンバレー銀行(SVB)、シグネチャー銀行と暗号資産関連企業との取引の多い銀行が立て続けに破綻する中、米国株とともに大きく下落した。サークル社発行の米ドル連動型ステーブルコインUSDCの準備金の一部がSVBに保管されていたため、同行の破綻報道を受けてUSDCでは最大10%のマイナス乖離が発生し、一時BTC=266万円(20,000ドル)

          BTCはSVBショックの影響を見極める中で買いが強まることも、米FOMCに注目

          BTCはシルバーゲート清算発表を受けて買いが入りづらい、欧米2月CPIの発表に注目

          今週の相場動向相場回顧 BTC:米国利上げ長期化懸念とシルバーゲート清算発表により下落 ビットコインは米国の暗号資産銀行シルバーゲートの破綻懸念から急落し、BTC=300万円(22,000ドル)付近まで価格を下げた。その後、パウエルFRB議長の議会証言を前に様子見ムードが広がり、もみ合いの展開となった。注目の議会証言では議長が根強いインフレを抑制するために利上げを加速する可能性について言及し、今月FOMCでの利上げ幅拡大への警戒感から米国株とともに下落した。当局や金融関係者

          BTCはシルバーゲート清算発表を受けて買いが入りづらい、欧米2月CPIの発表に注目

          BTCは米雇用統計次第ではさらなる下落も、シルバーゲート破綻懸念が強まる

          今週の相場動向相場回顧 BTC:米国利上げやバイナンスへの懸念により上値は重い ビットコインは、米1月個人消費支出価格指数が予想を上回る伸びとなったことで利上げ継続への懸念が強まり、米国株とともに下落した。米連銀総裁ら当局者によるタカ派的な発言も目立った。直近、米SECによる暗号資産への取り締まりが強化されているが、国際通貨基金(IMF)や金融活動作業部会(FATF)といった国際組織における暗号資産規制の議論も活発化する中で一時BTC=314万円(23,000ドル)を割り込

          BTCは米雇用統計次第ではさらなる下落も、シルバーゲート破綻懸念が強まる

          BTCはリスクオン買いが継続するも、主要イベント通過後の売りには警戒

          今週の相場動向相場回顧 BTC:堅調ながら、米主要経済イベント前後で上値も重い展開 ビットコインは、米12月個人消費支出が鈍化し、利上げペース減速への期待が高まる中で堅調に推移した。アマゾンがブロックチェーンゲームをはじめとするWeb3事業を開始する計画との報道もあり、30日にかけてはBTC=310万円(24,000ドル)付近まで上昇した。米FOMCを前にタカ派的な内容を警戒する動きから米国株とともに売りが強まった。ツイッターが暗号資産決済機能の開発を進めているとの報道を受

          BTCはリスクオン買いが継続するも、主要イベント通過後の売りには警戒

          BTCは米FOMC後のさらなる上昇に期待だが、景気動向など不透明さも残る

          今週の相場動向相場回顧 BTC:あく抜け感から上昇継続も、米企業決算を見極める動き ビットコインはFTXグループの更生手続きに進展がみられる中、あく抜け感も意識されて買いが継続し、BTC=299万円(23,000ドル)付近まで上昇した。デジタル・カレンシー・グループ(DCG)傘下のジェネシスが破綻申請を発表したが、最大の顧客が昨年すでに倒産したスリー・アローズ・キャピタルやアラメダ・リサーチであったため、連鎖効果は小さいとの見方から相場への影響は限定的となった。米イエレン財

          BTCは米FOMC後のさらなる上昇に期待だが、景気動向など不透明さも残る

          BTCは景気後退も意識される中で上値の重い展開か、テスラ決算に注目

          今週の相場動向相場回顧 BTC:一時21,500ドル付近まで上昇するも、景気後退懸念により上値は重い ビットコインは、米12月消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことで米利上げ継続への懸念が後退し、米国株も買いが強まる中で上昇した。アルトコインの強い値動きにも後押しされ、上値として意識されたBTC=244万円(19,000ドル)を上抜けると、ショートカバーによる買いも相次いでBTC=270万円(21,000ドル)付近まで急騰した。ビットコインの上昇を受けて、マイニング関

          BTCは景気後退も意識される中で上値の重い展開か、テスラ決算に注目

          BTCは不透明感は残るも世界的なインフレ鈍化が意識されて買いが強まる可能性

          今週の相場動向相場回顧 BTC:利上げ懸念が後退し、米国株とともに堅調 ビットコインは米12月雇用統計の賃金鈍化などを受けて利上げ懸念が後退し、米国株とともに買いが強まった。暗号資産コングロマリットであるデジタル・カレンシー・グループ(DCG)の経営状況悪化や、暗号資産関連企業の大規模リストラなどへの懸念から売りが強まる場面もみられた。しかし、次期大型アップデートのテストネット公開時期が明らかとなったイーサリアムをはじめ、アルトコインが強い値動きになると、ビットコインも連れ

          BTCは不透明感は残るも世界的なインフレ鈍化が意識されて買いが強まる可能性

          BTCはDCG破綻懸念が強まるなか上値の重い展開を予想、米CPIに注目

          今週の相場動向相場回顧 BTC:年始、アルトコインとともに買い戻しが強まるも上値は重い ビットコインは年末年始休暇で薄商いとなるなかもみ合いの展開となった。昨年末にかけては税金対策の売りも入り一時BTC=219万円(16,500ドル)を割り込む場面もみられたが、その後はFTXグループ破綻の影響を大きく受けていたソラナが下げ止まったこともあり、底堅く推移した。年が明けてからはアルトコインを中心に買戻しが強まった。世界的なインフレや景気後退への不透明感が残るなか、3日の米国株は

          BTCはDCG破綻懸念が強まるなか上値の重い展開を予想、米CPIに注目

          BTCは年末にかけてのボラティリティに警戒、年末商戦も期待薄か

          今週の相場動向相場回顧 BTC:日銀サプライズによってボラティリティが高まる ビットコインは景気後退懸念の高まりによって米国株が大きく下落するなか軟調な推移となった。米FOMCに続いてECB理事会においても利上げ幅は縮小したが利上げ継続への強い姿勢が示された。監査法人のマザーグループが暗号資産関連企業への監査サービスを停止したことで、同社顧客である大手暗号資取引所バイナンスへの懸念が強まりBTC=224万円(17,000ドル)を割り込んだ。ソラナ関連プロジェクトで数億円規模

          BTCは年末にかけてのボラティリティに警戒、年末商戦も期待薄か

          BTCは米FOMC通過で買いが強まる可能性も、バイナンス動向は注視

          今週の相場動向相場回顧 BTC:米11月CPIを受け18,000ドルを回復するも、FOMC後に下落 ビットコインは、FTXグループ元CEOであるサム・バンクマン・フリード(SBF)氏の米公聴会出席を巡って様々な憶測が飛び交うなか、もみ合いとなった。12日にはSBF氏がバハマで逮捕され、米国においても詐欺やマネロンの容疑で刑事告訴された。大手暗号資産取引所バイナンスに対する訴訟の可能性が報じられ、BTC=230万円(17,000ドル)を割り込む場面もみられた。しかし、13日に

          BTCは米FOMC通過で買いが強まる可能性も、バイナンス動向は注視