そうでもなければ世間に跋扈する若さ至上主義にひざまづく以外の逃げ道なんて、ないやん?

話しよーよ、私。
いいよ。なんつって。


いつもの/音響が良くて大音量だけれどうるさくない/机が豊富(この日記はタイピングで書いてるから机が嬉しいのテーブルではなく)/ゲストがパカパカもらえちゃう/最近のお気に入りのクラブの月曜に初めて来たけれど、なるほど、J-POP縛りというだけあって会場、いつもと違う感じよ? クラブで母国語が聞こえてくるから勝手が違って新鮮な感じ。

日本語だから音楽との距離が近いのかな? メンツもいつもと違うし、空間の過ごし方/味わい方も違う感じ。聞いたことある曲ばっかり流れる。安心できるって、大切なのかもしれない。
アニソンクラブ/オタククラブとか、あるのは知ってたけど行ったことはなくて、いま、こーゆー系の初体験。歌詞が理解できる分、今日この夜がいつもよりエモく感じられる。よ。たまにはこんなのも悪くないね、って「モネ、いつも色んな夜をフラフラしているからいつだって<たまには>ばっかじゃない」

あとで踊ってみよ。へへ。なんか学芸会みたいな感じ? する。SMAP/スピッツ/perfume みたいな懐かし系J-POPだからかな。うまく|世界|に馴染めなくて、沢山のラブホテルに駆け込んでいた中高生時代のこと、思い出す「いつだって高速道路から見えるラブホテル街は懐かしくて」「運転って、凄いと思う/大人になってもさ「いつも横から見るだけだったから


「好きな曲で踊ればいいさ」って、多様性を認めるフリをしながらも、その実、自分が好きなジャンルのときにウキウキとモネと一緒にクラブ行きたがるキミの『そうは言ってもさ』感、大好きだよ 。欲望に引きずり回されているにんげんが一番好き。だ。私はわたしと同じぐらい、弱強いにんげんを探しているから。

ああ、『東京は夜の7時』ピチカートファイブ。 大好きピチカート。だってすっごく、すっごく女子なんだもの。年齢とか容姿とか、関係ない訳ではないけど、その軸に絡め取られない “女子” も、いると思うのね。
私、自分より遙に年上だけれど『敵わない』と思う<女子>がいて/20歳の時に出会った、私よりモテる70歳の<女子>/そうゆう貴重なロールモデルがいること、ほんとうに感謝してる。だって、そうでもなければ世間に跋扈する若さ至上主義にひざまづく以外の逃げ道なんて、ないやん? クラブでこうやって気ままにガールズトークを打鍵できること、嬉しいの。声かけて欲しくて手持ち無沙汰のポーズ決めるくらいなら、自分の好きなことしてるっちゅーの。


ラブホテルで流れる有線が、嫌いだった。それらの流行歌を聞くたびに思い出しそうな気がして。C14? だったっけな。

今宵も良い夜。そろそろ踊ろ。


聞いてくれてありがとうね、私。
そんじゃーまたね。ばいばいきん。

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