映画「プロメア」
先日5/24(金)、私は今石×中島タッグの最新作映画「プロメア」を鑑賞した。このnoteでは、「プロメア」のネタバレを含まない感想と、これから劇場へ足を運ぶ人たちに向けたオススメポイントを紹介しよう。
これがアニメだ!
「プロメア」をまだ観ていない人達の中には、「プロメア」を「君の名は」や「未来のミライ」などの最近よくあるアニメ映画としてのくくりで気になっている人も少なからずいるだろう。カップルで観に行って、涙あり笑いありの感動ものだと思っている人もいるかもしれない。最近そういうのが多かったからね。
「プロメア」は断じて違う。
「プロメア」という映画で私が感じたのは、「これが、アニメという表現技法の成せる技だ」ということ。私は、アニメというものは3つの魅せるポイントが重要な役割を担っていると思っている。
「作画で魅せる」「音楽で魅せる」「声で魅せる」
という3つだ。「プロメア」ではこの3つの魅力が、火山でも噴火したかのように迫ってくる。この3つのポイントに注目して「プロメア」を観てほしい。アニメの素晴らしさがきっと分かるはず。
TRIGGERが更に好きになった。
他の大勢の人が言っているように、「天元突破グレンラガン」「パンティーー&ストッキングwithガーターベルト」「キルラキル」などガイナックスやTRIGGER作品が好きな人には「プロメア」は堪らないほど楽しめる作品になっている。ただ過去作のオマージュが見られるというだけでなく、ローポリのCGを敢えて使い2Dに寄せるなどの新しい表現も見られたり、過去作の声優陣も多数登場していたりと、目も耳も幸せに燃えてしまいそう。
堺雅人は特にスゴかった。
今作では、主人公のガロ・ティモス役に松山ケンイチさん、リオ・フォーティア役に早乙女太一さん、ガロの恩人クレイ・フォーサイト役に堺雅人さん、ケンドーコバヤシさんや古田新太さんなど、俳優の方々が出演されている。俳優が声優をやることについて不安がる人も多くいるが、「プロメア」においては全くの杞憂である。特に堺雅人さんはこんな声まで出せるのかと驚いたくらいだった。どの俳優さんも声優さんに引けを取ることは一切なかった。
鑑賞の際は日比谷のTOHOシネマズがオススメ
何故日比谷なのかというと、作中にはプロメポリスという町が主な舞台として描かれるのだが、これが日比谷から丸の内まで続くオシャレなオフィス街に似ているので、鑑賞した後、オフィス街を歩くと・・・ネタバレになりそうなので控えるが、気持ちよく余韻に浸れること間違いなしと言っておこう。
それと、劇場パンフレットは絶対に買うことをお勧めする。TRIGGER好きなら特に。伝えきれなかったオススメポイントが全部書いてある。こんなnote見なくても、劇場パンフレットを買えば今石監督や中島かずきさんやコヤマシゲトさんや澤野弘之さんのありがたいお言葉がすべてを語ってくれるのだ。
何回でも見に行きたい!
映画「プロメア」は何回でも見に行きたいし、Blu-Rayが出たらすぐ買って音響のいいホームシアター持ってる友達の家で何回でも再生したいくらい(そんな友達を早く見つけなければ)。それほど素晴らしいアニメ映画でした。
皆さんぜひ劇場で観ましょう!「プロメア」の音楽は劇場だからこそ100%感じられるといっても過言ではありません。
それではまたの機会にお会いしましょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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