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1日8時間働かなきゃいけないの?

なぜみっちり8時間働くという前提で仕事の依頼が来るのか?
という疑問から、一旦脳内を整理してみようという話。

※ここはあくまでフリーで働く人間についての考えの為、
労働契約を結んでいたりするような方にはあてはまりません。

・成果報酬と時間報酬の違い

作業を完了して対価を得るタイプの仕事と、そこに居る間(オフィスやテナント)に、時間まで業務をこなす事によって対価を得るタイプの仕事がある。

吾輩は前者である。

よって早く作業が終われば終了となる筈だが、「早く終わったので対価を減らしたい」だの「じゃあ次この仕事しますか」だの言ってくる依頼主がいる。

早く終わったのは吾輩や他の協力者達の技術力やチームワークの賜物だという事は気づいてないようだ。

ちゃんとした契約書を交わしていない吾輩も悪い所があるのだが、
依頼主側には「来てもらった以上みっちり働かせたい」と思っている様に感じる。

※吾輩の依頼主達は一人社長が多く、従業員はゼロ。

ひどい所だとシルバー人材センターからおじいちゃん達を連れてくる。これはおじいちゃん達が悪いわけでは無く、重い冷蔵庫やタンスを運ぶのが無理な為、人数揃えた所で無理なものは無理。

つまり

・我輩の主張:その現場作業の完了でのギャラ
・依頼主:定時まで働かせてのギャラ

ココをしっかり認識させないと、
「一生懸命やってもまだ作業しなきゃいかんのか」と疲弊して1日が終わる。

・お店のスタッフと現場作業の違い

お店のスタッフは営業時間という縛りがある。
営業時間は来店がある為、スタッフを配備する必要がある。

が、その人がずっといる必要はなく、
多人数で入れ替わりで従事させる事も可能。

スタッフA 4時間、B 6時間、C 3時間など、
重なる時間にて引き継ぎは可能。

要はどんな形態であれ、そこに人が居る状態を作る事。

ココが現場とオフィス等の違いである。

現場作業はその日の作業が終わったら終了。

吾輩が携わってる片付けの現場では、期日までに家屋を空っぽにする事が任務完了となる。

期日は1日であればその日に空っぽにする。
期日が1週間であれば、その期限内に空っぽにする。

ここは1週間目いっぱい作業する訳では無く、
休日を作るなり、
他業務(オークションの発送や、緊急で入った用事、仕事など)に費やすこともある。

我輩の場合は、イレギュラー(隠し部屋があった、とか、見積もりが甘くて思ったより物量が多かった等)も込みで期日を設定している為、
大抵前倒しで完了する。

この間手伝っている社長の現場にて、
見積もりが甘く、3人で1日で終わる量ではなかった。

物がビッシリの納屋

日が暮れても終わらず、10時間労働の末作業中止。

終わらせようと頑張ってやっても終わらない場合、作業者は相当のダメージを喰らう。

こういう使い方をする事業主が多過ぎて、
きっと世の中の肉体労働に人が来なくなっているのではないか?と勝手に思っている。

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