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山の日に

山の日の今日、とても暑くなりました。日記を書いているわけではありませんが、当日に書いているなら、それなりにその日の感想も書いた方が、いいのかなと思っていたりします。

3日ほど前、Twitterを眺めていたら「山の日はモンブラン」というタグが流れていました。なるほど、モンブランは山をモチーフにしていると言われているし、祝日なのだからケーキのひとつくらい食べても良さそうです。かねてからモンブランが好きな僕は、その日まで「山の日はモンブラン」という取組を知らず、大義名分を持ってモンブランを食べる機会をみすみす逃していたことになります。いや、別に好きなものを食べるのに大義や名分なんて必要ないのですが・・。

モンブランが好きなのは、栗が好きであることと、ケーキが好きであること、そして日本的なものが好きであることに由来しています。モンブランはれっきとしたフランス生まれですが、日本では独特の進化を遂げて、チェーン店を除けば、「まったく同じモンブラン」を出しているお店はないはずです。最近では、栗のペーストの技術が進化したのか、冷凍技術が良くなったのか、年中モンブランを食べることが出来るようになりました。

そして、嬉しいことに季節が来ると「和栗」に特化したモンブランを出してくれるお店も増えて来ました。栗の始末だって大変なのに、モンブランの手間暇は相当なものですが、それだけに工夫が見えるのです。台と呼ばれているケーキの土台の部分も、本家ではメレンゲですが、日本ではスポンジやロールケーキのような台が多く見受けられます。焼き菓子に自信のあるお店なら、ガレットやフィナンシェのようなものもあります。

日本のモンブラン発祥のお店は、自由が丘にある、その名も「モンブラン」というお店ですが、大衆的に広まったのは不二家の功績によるものとされています。確かに、不二家のモンブランは、モンブランのモンブラン(ややこしい)に見た目は似ています。でも大きさも違うし、味もかなり違うものです。これは、自由が丘に行ったときにどちらの店もあるので、ぜひ食べ比べてみてください。

こうして、モンブランが好きだと言い続けていたら、地域の友人が面白がって、市内のケーキ屋さんのモンブラン食べ比べイベントを昨年やってくれました。そのときのことをエッセイとして書いたら、さらに喜んでもらえたりして、ますますモンブランの沼にハマっているところです。(最後に記事へのリンクあります)

・・さて本題の(あれ、もう本題終わってるか笑)、山の日はモンブラン・・・どこのお店のを食べようかと考えたら、やはり地元のお店が良いだろうというわけで、シュークリームが美味しい稲城の名店「ケーキファクトリー・ホイップ」のモンブランを。

この店は、昨年の食べ比べイベントには季節限定のモンブランだったので、通常のモンブランを。「栗の甘露煮入りモンブラン」という名前のとおり、中に大粒の甘露煮が。

優しい味にまとまっていて、僕の好きなタイプの「”子ども向け”の甘いモンブラン」でした。

#モンブラン #山の日はモンブラン

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd