見出し画像

入学、ありがとう

日曜日、大学生になりました。

その大学は、四年制でもなく、通信制でもなく、言うなれば地域性の大学です。カフェという場を使って、人数は少ないながら様々な「学生」を集めていました。

入学にあたって試験はなく、意思確認としての作文のようなものはありました。具体的な動きは集まった人たちで決めることになっていて、授業や講義はなく、対話や思考による学びを進めるという、ゼミのような雰囲気の場です。

思い返すと、6月は毎年のように、地域で活動する大学生との関わりがあって、自分の大学生だったときとあまりにも違っていて刺激を受けていたのですが、まさか自分が大学生になるとは(笑)

さて、本題へ。

東京都では、まもなく都知事選の投票日を迎えます。駅前、公園、いたるところでポスターを見かけ、日によっては候補者の名前を放送しながら走る車も見ることがあります。今朝は、テレビで政見放送を見ることができました。

ポスターを見ても、選挙公報を読んでも思うことは、有権者とは誰なんだろう、という疑問です。もちろん、私を含めた投票権のある住民がその対象ではあるわけですが、何を価値として判断すればいいのか、そんな風に考えてしまいます。多くの人にとって、それは個人差があり、簡単には説明できないものなのかも知れません。

冒頭の大学は、そのことを考えていくための取り組みである、と僕なりの認識をしています。

政治の話、これにはとても大きな力が加わることがあります。それはイデオロギーと呼ばれるものであったり、国同士の歴史認識、人種の共存など、国の課題、社会の課題、個人の課題をも含む包括的な権力的な思惑。それは、多くの人にとって、気軽に話せる話題ではなくなっているように思うのです。

最後は、個人の想いが反映される投票への道のりは、いったいどのようになっているのか考えだしたら、これまでの選挙で投じられた結果としての今が、とても貴重だと思えてきました。

同じく学生として参加されている方が、とても面白い記事を書かれていました。暮らしている地域の市議会議員選挙(昨年実施)にあたって、議員一人ひとりの解説をされています。「政治がこちらを向いてくれる」という表現が印象的です。

超個人的視点から、国分寺市議会議員選挙候補者を紹介☆|すわれいこ

この気軽さはなんだろう、明るさはなんだろう、読みながら考えました。それは、正しさというよりも楽しさが感じられました。

その記事を読んでいたら、気になる名前を発見し、サイトに飛んでみたら高校の同級生でした。驚きました。その選挙に候補者として立候補していたのです。

こう書くと、政治の世界は一般と離れていて、その同級生が飛び込もうとしていることが凄い!と感じているように見えるかもしれませんが、そうではありません。

むしろ、社会的にも人的にも身近になってきているなと感じたのです。同級生の動静は追いかけていませんが、今度調べてみようと思います。

さて、その大学の特徴的なところはいくつかあるのですが、もうひとつ挙げるとすれば、今回学生になったのは、僕だけではなく僕たち家族であるということ。まだ片手で数える年齢の子たちを、温かく迎えてくださったのです。だから、この記事のタイトルは「ありがとう」を付けました。

皆さんのお気持ちと、場の豊かさに感謝しつつ、これからも。楽しみだー!

#大学 #政治 #候補者 #都知事選 #家族 #入学 #地域 #選挙 #学び #対話

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd