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GIRLS' TRANSACTION

"相場は美人投票である"

経済学者ケインズが株式市場の価格形成について例えた有名すぎる言葉だ。

モナとリサはリバタリアンなので、どちらかというとミルトン・フリードマン推しなのだが、「美人投票」の言葉の価値は2人も認めるところだ。

では、取引の対象が人になったとしたら?

それは、実験してみるまでもない。

世の中のほぼ全ての市場は、『需要と供給』という、神の偉大なる手仕事で成り立っている。

・通貨

・デリバティブ

・債券

・株式

・不動産

・商品

例をあげるだけでこれだけある。それぞれの市場は特徴があり、好き嫌いもわかれるが、概ね需給にしたがっている。

暗号通貨もそうだ。これほど『まるごと需給』な市場は珍しい。市場が拡大すれば、貴重な存在となるだろう。世界中のスペキュレーターをわくわくさせるに違いない。

SWOBトークンも同じだ。

トレンド形成の一連の流れは、いつの時代も変わることがない。

まずは先見性のある投資家が、それから後乗りする人間が集まっていき、無謀なギャンブラーが参入する頃には既に大口が捌き終えている。当然、供給過剰になり、下降トレンドが始まる。

面白い人には、たいてい最初の方から目をつけている人がいる。そういう人たちは、なるべく低いうちにたくさん仕込んでおく。そして、後乗りし始めると、大きなトレンドが形成される。上昇が上昇を呼び、いくつかの抵抗を難なく乗り越えていく。だが、やがて安値切り上げ、高値切り上げの上昇トレンドが終わりを迎える。

高値が切り上がらず、安値を切り下げると、下降トレンドが始まる。その頃には、すでに大玉(大口のポジションを持つ)トレーダーは捌き終えており、参加者のポケットには、札束か、水ぶくれしたSWOBトークンが詰まっている。

これは、有名なダウ理論と呼ばれるものだ。ビットコインを安値で仕込んでいたためにナンピンをした時期はあったが、モナとリサは、トレンドフォローのトレーダーである。

当然、2人はこの法則をSWOBトークンにも応用した。比較的長期のトレンドを見極め、高値を更新した時点で買い、トレンドの最後で大口をさばく。

2人がはじめてSWOBプロジェクトに参加したとき、市場の流動性が低かったため、ひとたびポジションを間違えると、大きな損失を被る可能性があったので、モナとリサは分析にたくさんの時間をかけた。

2015年、2人はSWOBトークンに集中的に投資するファンドを立ち上げた。



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