コーヒー・タイム

コーヒーをいれるから、少し待っていてね。

泣いていて、いいよ。

そしたら僕が話を聞くから

君はコーヒーを飲んで、ため息をつくといいよ。

このコーヒーを飲んだらまた

君は何処かへ行ってしまうけど

僕が君の泣き顔を見ている事と

どちらが辛いかなんて、

君は考えた事もないくらい

まだ見たい景色に魅了されている。

君が世界に飽きるまで

美味しいコーヒーをいれる腕を、

磨いているよ。



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