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急いでる時に限って、なぜかトラブるの法則

大事な用があって急いでる時に限って電車が遅れたり、乗り換え経路を間違ったり。。。
なんなんでしょうね。あれ。

前者は不可抗力。
「うわー、最悪。今日ツイてないわ」
己の不運を嘆きます。

後者は冷静な判断力の欠如。
「なんで? なんでわざわざ遠回りの電車に乗ったん?」
焦る心の成せる技。
己のアホさを呪います。

交通機関のトラブルは仕方ないとして、遠回りの電車に乗ってしまった時の

やってもうた感 半端ないですよね。


母の訃報を受けて、大阪から母が最後を迎えた神奈川の介護施設まで、最短最速で行かなきゃ!

始発の飛行機で羽田空港に着いて、急いで京急線の改札を鮮やかに通り抜けました。
改札機にICカードをサッとかざして、そりゃもうスマートに。
そして発車しそうな電車に飛び乗り、無事電車に乗れたことを安堵したのも束の間。

「この電車は緊急信号機確認のため遅れております。お急ぎのところ誠に申し訳ございません」

なにーーー! 
一刻も早く母のもとへ行きたいのに!
このドチャクソ急いでる時に限ってなんでなん?

とにかく、もう先に母のもとへ着いているであろう姉にLINEで状況を伝えました。
すると

「あれ? 電車?」

んんん? やってもうたぁぁ〜!

タクシーに乗れば良かったのか!


母のところへ行く時はいつもこの経路でした。
介護施設で暮らすようになって6年間、何十回往復したかなんて、もう分からない。
羽田から電車移動、京急線への乗り換えは、私の体のなかにジュワジュワのシミシミに染みついておりました。

羽田から施設までタクシー乗ったら、一万近くいっちゃうよ?
貧乏性だから普段タクシーなんて乗らないし、そんな発想なかったわ〜。

さてどうしよう?
途中下車してタクシー捕まえるか?
知らない駅で降りて、もしもタクシー乗り場がなかったら?
そもそも電車が遅れてる状況で、すんなりタクシー捕まる?
電車降りる? 降りない?

うわー、もうよう分からんくなってきた。

結局、最寄駅まで電車で行き、そこからタクシーに乗ってようやく施設まで辿り着きました。

朝娘が作ってくれたホットミルク飲んで落ち着いたはずだったのに。
どっこも冷静じゃないやん。

なにより、母と姉を待たせてしまったことへの申し訳なさと言ったら。。。

一番遅れちゃいけない時に、なぜ遅れる?
たぶん私の人生で、絶対遅れちゃいけないランキングの相当上位に入る場面ですわ。
敵は己の中にあり。
己のアホさを呪わずにはいられませんでした。

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