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仏教視点からビジネスを考える

ここに書くものは仏教の真理を解くものではありませんので、気軽に読み流してください。

私は特定の宗教に属しているわけではありませんが、まだ中学生くらいだった頃、亡くなった父がうちは浄土真宗だと話していた記憶があります。
その当時はへぇそうなんだと思うくらいで、浄土真宗自体よくわからず、中学生ですから仏教よりも興味深い対象は多かったと思われ、それ以上深く掘り下げることもありませんでした。遠い記憶です。
もちろん今も仏教徒ではありません。ただ神頼みはよくします・・

話は飛びますが、今私は生活習慣病患者として通院を余儀なくされています。
それほど高くはありませんが、血圧が高いと診断されています。
塩分の摂り過ぎ、お酒の飲み過ぎが影響していると思います。
でもなかなか抑えられない。
そのため降圧剤を処方してもらいに通院をしてるんですが、たまに血液検査をします。で、たいてい悪い値がでるのです。医者からは、生活の改善を考えないとね、と感情のない淡々としたコメントを毎回のように聞かされています。

そんな折、昨年、私の住んでいる家の近くに24時間営業のジムができました。
少し運動でもするかと入会を決めたのです。
これが、はまってしまった。とくに筋トレ。最近はやっているらしい筋トレオヤジの仲間入りです。
今ではほぼ毎朝(きわめて早朝)まじめにジム通いを続け、前半筋トレ、後半は読書をしながらのエアロバイクというコースが定着、ルーチン化しています。

その日はエアロバイクを漕ぎながら脳科学の本を読んでいました。
その中に「六根」という考えが仏教にはあると書かれてあり、もう少し詳しく調べてみようとスマホで検索してみると六根とは、目、耳、鼻、舌、体、心。人間に備わっている感覚器官を指しているそうです。
「六根」の知覚の対象となる「六境」のことも記載があり、目は色、耳は音、鼻は匂い、舌は味、体は触覚、心は意と。

ほぉー、仏教では感覚のことをきちんと体系化していたんですね。
仏教は紀元前に開祖されたらしいので、この「六根」もたぶん数千年前に定義されていたのかとプチ感動。
仏教では「六根」について真理の部分まで突き詰めていましたが、私は相変わらずそのあたりには興味が薄く。
ただふと、これって今のビジネスで普通に使われていると気付くのです。
現在のビジネス(商売)は五感に訴えるものが多いなと。
なんか深い。そう感じてしまいました。

もう少し深く考えてみたくなりました。

ということで「六根」について、私視点で目・耳・鼻・舌・体・心編の6回シリーズで掘り下げてみようと思います。
けっして学術的なものではありません。笑

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