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介助犬のことを知ろう

先日、職場で介助犬のイベントがあり、オンラインで視聴しました。
介助犬については、自分は全く知らなかったことを痛感しました。

介助犬には3種類あります。
視覚障害者を助ける盲導犬、聴覚障害者を助ける聴導犬、
肢体不自由者を助ける介助犬です。
2024年現在、全国に盲導犬は約800頭いますが、
聴導犬・介助犬は60頭に届かない数字です。
介助犬は一頭育てるのに約250万円かかり、
そのほとんどが寄付金でまかなわれています。

今回のイベントでは、介助犬のデモンストレーションがありました。
職場に来たPR担当の介助犬は、以下の作業を披露してくれました。
  ・落ちているものを拾う
  ・冷蔵庫を開けて飲み物を出し、冷蔵庫を閉めて、持ってくる
    ※冷蔵庫にも飲み物にも、犬が咥えられるように
     布がつけられています。
  ・車椅子に座っている人の足を組ませて、靴と靴下を脱がせて、
   脱いだ靴下をかごに入れる
これらの作業は、ゲームとして教えているので、
介助犬にとっては、全て楽しい遊びです。
終わるとすぐに寝てしまいます。
マイペースに寝られる子を介助犬として育成するそうです。

介助犬はタッグを組む相手のニーズに合わせて、作業を覚えます。
ドアを開けたり、車椅子を持ってくる子もいます。
(医療関係者とチームを組んで、どの作業が必要かを検討してから、
 介助犬のトレーニングを行います)

犬が人を助ける事例として、犬への読み聞かせというのがありました。
犬がそばに座っているだけで、吃音や緊張症の緩和、
本嫌いの克服といった効果が確認されています。
読み聞かせを聞いている犬の写真を見ましたが、
真剣に聞いているような表情だったのが、とても印象的でした。

介助犬のお仕事中は、見守ることが基本です。
しかし、犬を連れた障害者が困っていたら、
ぜひ声をかけてほしいとのことでした。

介助犬の活動がほぼ寄付で成り立っているという話を聞いたので、
Amazon Payで募金しました。
今後も定期的に募金します!

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