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絵本のような仕事

 最近はまっているVoicyで、必ず聞くのがキングコング西野さんの「西野亮廣エンタメ研究所」。

 その中でも、頭に残り続け疑問を投げかけてくれた放送がこちら。

 『複利型の仕事と単利型の仕事を把握しろ』

単利と複利は、金融の用語です。

「単利」・・・・・・「預けた元本のみ」に利息がつく
「複利」・・・・・・「元本+利息」に利息がつく

 こちらの記事でもインタビューに答えています。

「複利型」 でわかりやすいのは、絵本です。
「自分が子どものころに読んでもらって、面白かった絵本」を自分の子どもに買い与えるんです。
こんな現象は、絵本だけです。
じゃあ、絵本の元本はなんなのか。
それは、安心・安全なんですよ。つまり、信用なんです。
つまるところですね、長い年月をかけて売れれば売れるほど、また売れやすくなるのが絵本なんです。売れれば売れるほど、安心・安全の割合、つまり元本が増えるから。

 『こんな絵本のような仕事は他にないものか』と去年このVoicyを聞いていた時から考えていました。
 
 絵本って本当に秀逸。もちろん、もう既に信用されている絵本が巷に溢れているので、新規参入障壁は低くはないと思います。

 親になり絵本を買う側になって、安心できる絵本を買ってあげたいと思うが親としての心情です。

 ただ一方で、もし有名な絵本の隣に可愛い絵柄の絵本が置いてあって、パラパラっとめくってみたらいい感じで、子どももその絵本を気に入りそうだったら、知らない絵本でも「新しい体験を」と買ってあげたいと思うのもまた親心。実際、我が家にもそんな絵本が結構あります。

 子どもの時からの信用の積み上げで、彼・彼女らが大人になったときに新たな顧客として、自分の子供にも安心して同じものを買い与える。信用と安心をベースに複利的に仕事が増えていく。
 既にそういう本を持っている人が多いので参入障壁がちょっとあるものの、新しいものがより良ければ、そちらを買ってもらうチャンスは残されている。

 そんな仕事。

 
 ありました。

 生命保険ビジネス。
 
 信頼が複利になって仕事を増やしている事例は非常に多くあると思います。家族3代に渡って担当者が一緒です、みたいな例ってかなり多いと思います。

 お客様が子どもの時からしっかりと信用を積み上げて、この人だったら大人になっても任せたい、子どもの保険もお願いしたい、と思われるようになれば、生命保険ビジネスは絵本のような複利型に、かなり近づけるのではないか、とそんなことを閃いた朝でした。

 単利的になりがちな仕事が、一生懸命誠実に仕事を続けることで複利になっていく。大事なのは、信用と売れ続けること。

 単利型の仕事になるか、複利型の仕事になるか、は保険募集人のスタンスにより大きく変わってきそうです。

 誠実な働き方で複利型の仕事にしたいです。

※画像は、こ まつさんから頂きました。

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