見出し画像

終身年金の本当の効果は、ライフプランを組むと分かる

終身年金をご存知ですか?

年金受取開始後に、
被保険者が「生きている限り受け取り続けることができる」年金です。

終身年金の凄さや本当の効果をライフプランを組むことで再度感じたので、まとめようと思います。

老後、私たちが受け取ることが出来る年金は現役世代の所得の何%を目安にしているか、という指標に「所得代替率」があります。

現在では61.7%(現役世代の61.7%の所得を目安)ですが、
2040年半ばには所得代替率は50%程度に下がる見込みです。
こちらのPDFは厚生労働省の年金の給付水準の将来見通しです↓

現役世代と同じような暮らしをしようと思ったら、年金だけでは足りないことが、これらのデータからも分かります。

そのために、老後2000万円問題のレポートがあがったことも記憶に新しいと思います。

多くの方が様々な手段で老後の準備をしていると思います。

その手段の1つに、前述の終身年金があります。

ライフプランを組んだ時に、終身年金が凄いと感じたのは、その名前の通り「一生(終身)受け取れること」です。

ライフプランを90歳まで生きるシミュレーションから、95歳まで生きるようにシミュレーションしても、赤字幅が大きくならない。
必ず毎月(毎年)お金が振り込まれるから、貯金を大きく切り崩さずに長生きできることがライフプランから見て取れました。

これめちゃくちゃ凄いことでした!

ある時ライフプランを作成していると、普段作成するよりも、その方の老後の貯金の減りは、かなり遅いことが見て取れました。

これはおかしいと思い、要因を分析すると終身年金への加入でした。

いくら貯金があっても、老後に銀行の口座の残高が減っていく怖さはあります。実際に、ご年配の方からの依頼で多いのは「増やさなくていいいけれど、お金を減らしたくない」といったものです。

終身年金を組むと、その減りに大きくブレーキをかけられます。


ただ一方で、早く亡くなってしまうと払い損という考え方もあります。
長生きしてこそ、受け取りの総額が大きくなるのが終身年金の特徴です。

そんな時は、そもそも何のためにお金を運用して増やそうとしているのか原点に返って考えることが大切だと思いました。

もし目的が老後安心して暮らしていくためであれば、一生涯、一定のお金が受け取れる終身年金は、目的に対して非常に有効な手段の1つだと思います。ベーシックインカムの上乗せのイメージです。

終身年金型の保険にご加入頂いている方のライフプランを、改めてFPUNIVで組んだ際、老後の貯金の減りが非常に少なく、終身年金の威力を改めて思い知りました。

ここまで、終身年金の話を熱くしてきましたが、私たちは自然に1つは終身年金に加入しています。

毎月払っている年金です。
自営業の方なら国民年金、会社員の方なら厚生年金。

早く亡くなってしまうと払い損ですが、逆にどれだけ長生きしても一定の金額が受け取れます。

保険の本質はではなく、安心して暮らしていくことであるとこういったことからも感じることが出来ます。

終身年金は安心のための最低限の保障として非常に優秀です。
弱点としては、利回り的には決して高い訳ではないことです。
ですので、偏らずに個人に合ったポートフォリオを組んで資産を形成していくことが重要です。

終身年金をお持ちの方は、ぜひ一度ライフプランを組んでみることをおススメします。

シミュレーション結果で「貯金が減らない」効果は本当に大きいですし、続けるモチベーションにもなるはずです。

バランスよく取り入れていきましょう!

Twitterと公式ラインはこちらから↓


最後まで読んでいただきありがとうございます! サポート頂いたお金は本の購入に充てます。 分かりやすくまとめていきます!