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ブランディングは時間を味方に

春から夏にかけて、ある割烹のブランディングをお手伝いしていました。

大阪のオフィス街にある高級店で、カウンター8席と個室が2部屋のお店。早稲田の法学部に入り、ディベートの全国大会で敵なしという異色の経歴を持つ主人がめちゃくちゃこだわった日本料理を食べさせてくれるユニークなお店です。

お店の情報などはこちら(超おすすめです)↓
淀屋橋 割烹 雪洞
https://www.bonbori.info/



このお店のブランディングをお手伝いしたのですが、その時のお話はまたの機会に譲るとして、今回は「そもそもブランディングとは」というお話をしたいと思います。

ブランディングとは?

ブランディングとは「ブランド+ing」である。

とは、僕がオフィスをシェアさせていただいている超かっこいい大ベテランのコピーライターの受け売りです。先生すみません。勝手に拝借しました。

でも、本当にその通りだと思うのです。

ブランディングとはデザインを、ロゴを、名前を変えたからといって、いきなり完成するものではない。すべてのコンタクトポイントが統一されたメッセージを伝え、それらが長く使われ、見るひと(ターゲット)の心の中に積み重なって、やっと信頼され、イメージが出来上がっていく。

だからいつだってブランディングは進行形であり、長く続けることが大切なのです。

ブランディングがうまくいっていない。そんなときは。

時間を味方につけましょう。そのために大切なのが、長く使えるクリエイティブを採用すること。飽きず、錆びず、古びず、コミュニケーションできる戦略を考えること。

デジタルツールは常に進化していますし、もちろん適度なアップデートは必要です。しかし、そのブランドの核となる思想は決して揺らいではいけません。

企業の中にそうした思想やコミュニケーションポリシーをしっかりとコントロールできる人がいれば問題ありませんが、そうでないのであれば、信頼できるクリエイターとパートナーを組むのも手だと思います。そのクリエイターとしっかりとコミュニケーションをとり、思い切って任せてみてはいかがでしょうか。

パートナーを見つけましょう。

マッチングアプリのキャッチコピーみたいになってしまいましたね。でもクリエイティブも同じ。何かを作るたびにクリエイターを変えていては、積み重ねるべき思想もなかなか積み重なりません。そうなるとブランディングなんて夢のまた夢。

クリエイターはおだてると木に登りやすい人が多いので、あなたのことを信頼して任せると伝えれば、きっと喜んでどんどんいい提案をし、力になってくれると思います。逆に信頼されていないと不貞腐れて、いい加減なアイデアしか出てこないこともあります。

みなさんが、信頼できるパートナーと出会えることを応援しています。
 

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