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いきなり「貯金していますか?」と聞かれても・・・

いきなり「貯金していますか?」と聞かれた話

ちょっと顔見知りになったぐらいの取引先の方と雑談していて、なりゆきで「どれくらい貯金をしていますか?」と聞かれました。

う~ん、それって、仕事で数回話しただけの人に聞く話か?
ひょっとして投資詐欺か?
フリーランスをなめててマウントしたいのか?
このようにいろんな思いが頭を駆け巡ったので、「ご質問の意図によっては場合によってはご協力できるかもしれませんけど・・・」と返してみました。
もしかしたら仕事につながるかもしれませんしね。

すると、「某新聞の記事を見て、今さらながら年金の不安に襲われたもんですから、周囲の人はどんなものなのかなと思って、単純な疑問としてお聞きしてしまいました、すいません・・・」とのことでした。

そう言えば、朝日新聞が年金シミュレーションの記事を出していたことを思いだしたので「ひょっとしてこの記事ですか?」と聞いてみると

すると、「そう、その記事です。よくご存じですね。老後資金の準備を何かしないといけませんよね・・・」とおっしゃる。

そりゃそうだ。
もはや「どれくらい貯金をしていますか?」の質問もどこかに飛んでいる。
・・・とそんなことがあったので、改めて、一般的にどれくらい貯金をしているのか調べてみました。
たしかに、他人がどれくらい貯金してるか気になりますよね?

一般的な貯金事情

金融広報中央委員会で世帯別年代別の貯金事情をまとめていましたので紹介します。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」

<単身世帯>

  • 20代 平均121万円  中央値9万円

  • 30代 平均594万円  中央値100万円  

  • 40代 平均559万円  中央値47万円

  • 50代 平均1391万円  中央値80万円

<2人以上の世帯>

  • 20代 平均249万円  中央値30万円

  • 30代 平均601万円  中央値150万円  

  • 40代 平均889万円  中央値220万円

  • 50代 平均1147万円 中央値300万円

みなさんの貯金額と比べていかがですか?

「う~ん・・・やばい」
「ちょっと不安・・・」
「意外と同じくらいだ」
「なんだ、うちの方が多いじゃん」

などなど、いろんな感想があると思います。
そう言えば、老後2,000万円問題ってありましたね。
老後2,000万円問題は、金融庁の金融審議会市場ワーキンググループの報告書を発端とした話題で、平均寿命まで生存した場合の家計収支の赤字の累計金額が2,000万円となるという試算のことです。
あれから円安も進んで、昨今では老後4,000万円とオーバーに言われることもあります。

さて、どうしたもんですかね?

足りないものはつくればいい

どうしたもんですかね?と言っていても仕方ない。
そうです。
足りないものはつくればいいんです。
いくつになっても、やれることをやればいいんです。

課題は少しずつでも資産運用を始めること。
全世代に共通して言えることは、できるだけ早く資産運用を始めた方が良いということです。

資産運用の公式=資金×年利×年数

このうち、「資金」と「年利」はなかなか増やせるものではありませんが、「年数」だけは今すぐ始めるだけで増やすことができます。

お金のことは学びが重要

しかし、気を付けなくてはいけないのは、取り扱うのは大事なお金ということ。
メディアでは不幸な投資詐欺被害が連日報道されています。
あくまでも資産運用は自己責任です。
・・・であれば、まずやるべきは「お金の学習」。
今からでもひとつずつ取り組んでいきましょう。

お金のことは学びには遊び心も必要

お金の勉強が大事なのはわかるけど、結局、継続するのが大変なんでしょ?
そう思いますよね。
そんな方は、お金の学びに遊び心とちょっとしたお小遣い稼ぎを取り入れてモチベーションを維持することをおすすめしています。
成長市場の仮想通貨やWeb3の勉強にもなるし、金銭的なデメリットは無いので、ぜひ、チェックしてみてください!


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