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ひとつひとつ

新しい生活がはじまって、1ヶ月以上が経った。

はじめはできなかった家事も、少しずつだけれど、できるようになっていった。

米すら炊けないぼくだったけれど、いまでは水加減もばっちりで、美味しいお米が炊き上がる。


実家にいたころは、これといって、家事をしなかった。

食べ終わったお皿を洗うとか。

じぶんの部屋の掃除とか。

そのくらいだ。


自炊なんてしないし、ましてや、ゴミ捨てもしない。

そんな生活を送っていた。


だから、家事を一通りやってみて、学ぶこともたくさんあった。

食費。

洗濯の仕方。

干し方。

自炊。

掃除。


ひとつひとつ。

何気ないことだけれど、ぼくにとっては、わからないことだらけだ。

なにもわからないじぶんに、しょんぼりすることもあるけれど。


ひとつひとつ。

ゆっくりだけれど、覚えていく。


ひとつひとつ。

できるようになっていくのが、うれしい。


ぼくはいままで、わからないことを、わからないまま生きてきたのだな、と思った。

わからなければ、できるかどうかも、もちろんわからないまま。


だからこそ、じぶんでやってみることが大切だ。


頭の中で、不安をガラスケースに並べて、眺めていても、何も変わりはしない。

実際に行動して、失敗して、改善して。

その繰り返しで、成長していく。


できるようになってくると、たのしくなってくる。

最初はできないことに、イライラしてしまったけれど。


そのイライラも、いつの間にか、どこかへいってしまった。


何事も。

はじめるときに、一番力を使う。

だから、疲れる。

疲れたくないから、何もしないことを選んでしまう。


そうではなくて。

やりはじめたら、すこしずつ勢いがつく。

スピードに乗れば、スムーズに進むことができる。


だから、はじめは疲れてしまうかもしれないけれど、やってみよう。

やってから、考えよう。


行動する前に、あれこれ考えてしまうと、それだけで疲れてしまうから。


ぼくは引っ越してきて良かったと心から思う。

引っ越さなければ、見えないものが、いま、見えるようになっている。


もちろん、失敗の連続。

つまづいたり。

転んだり。


その度に落ち込むこともあるけれど。


それでも、いまの生活は好きなのだ。


ひとつひとつ。

ぼくなりのペースで進んでいく。


うまくいかないことに落ち込むよりも。

どうやったらうまくいくかを考えて行動してみる。


この行動こそ、ぼくにもっとも足りないことだから。

行動して、じぶんの見たい景色を、どんどん、見に行こう。


ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって、読んでくれて、ありがとうございます。




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