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2022年に大地震に注意が必要な時期は?南海トラフと首都直下地震の可能性+直近で関東圏は注意

■はじめに

明けましておめでとうございます。
今年もこのnoteマガジンをよろしくお願いします。

今年はじめての今回の記事では、2022年に日本で大地震に注意が必要な時期を、過去の研究などからわかっている範囲内で予測してみることにする。
先日も週刊誌に取材されたが、今年はどうなるかといった長期的な地震前兆現象というのは、あるとしても限られている。

だが、たとえば月相などによる予測は、過去の経験則から、ある程度の傾向はわかっている。
また、地域ごとに大きな地震が起きやすい季節性なども考慮して、紹介することにしたい。
たとえば2011年の東北地方太平洋沖地震などは、季節的に大地震が起こりやすい時期に起きていた。

ただし、あくまでも過去データなどからの統計的研究の結果なので、「必ず」大きな地震が起きるわけではない。
また、今日1月12日時点で、今週後半あたりは関東圏で強めの地震があるかもしれず、そのことについても触れることにしたい。

■月相

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他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。

TVや週刊誌でもお馴染みの地震前兆研究家・百瀬直也が、黒潮の流路や気象現象など様々な要素を駆使して、首都直下地震・南海トラフ巨大地震などの…

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