見出し画像

頭痛の季節?気象病・天気痛と地震体感の要因を切り分けて地震予知も可能に

■はじめに

さいきん報道で「気象病」が取り上げられることが増えてきた。
「天気痛」などとも呼ばれるが、一つには梅雨の時期に入って、そのような症状を訴える人が増えてきたことがあるだろう。

また、この分野では遅れている日本でも次第に医学的な根拠があることがわかってきたということもあるのではないか。

私は2003年頃に、地震が起きる前に耳鳴りがすることに気が付いた。
その後、2005年頃には、頭痛も地震の数日前に起きることがあると気づいた。

そして、自分の頭痛は「気象病」によって起きることもあるのではないかと考えるようになった。

このノート記事では、自分の20年近い経験により、頭痛が起きた時に気象病と地震前兆(頭痛体感)のどちらかを切り分ける方法を、多数のデータによって示す。

■「頭痛ーる」

====無料購読エリアここまで====

ここから先は

2,806字 / 5画像
他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。

TVや週刊誌でもお馴染みの地震前兆研究家・百瀬直也が、黒潮の流路や気象現象など様々な要素を駆使して、首都直下地震・南海トラフ巨大地震などの…

よろしければサポートをお願いします。家族を養う職業ライター・ブロガー・研究者なので、助かります。