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人は時間とともに変わる。

「どんな人でも、時間とともに変わるんだ。」
と言う、自分としては新たな視点を得られたので、
まとめたいと思います。

きっかけとなったのは、任天堂の社長を務められた岩田さんの本で、
研究室の後輩から薦められて読みました。

その本の中に、以下のような一節があります。

わたしは「人は全員違う。そしてどんどん変わる」と思っています。もちろん、変わらない人もたくさんいます。でも、人が変わっていくんだということを理解しないリーダーの下では、わたしは働きたくないと思ったんです。ほぼ日刊イトイ新聞. 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。 (ほぼ日ブックス) (Kindle の位置No.187-189). ほぼ日. Kindle 版.


私たちは、新しい人と人間関係を築く時、
「この人はどんな人なんだろう?」と考えながら接すると思います。

しかし、ある程度関係が出来ると、
「この人は、こういう人。」というある種のレッテルを貼ってしまい、
それ以降、その人について「どういう人間か」と考えるのを
やめてしまっていると思います。

レッテル貼りというのは、
限りある脳活動を、一度理解したものに割かないようにしようと
節約しようとしているだけで、悪いことではないと思っています。

ですが、岩田さんの言葉を借りると、
人は「どんどん変わる」訳ですから、
レッテルを貼った時と今接している時では、別人であると考え、
接する度に、どんな人なのか考える必要があると思います。

これは、なにも久しぶりに会う人だけでなく、
常に会っている人・関わっている人こそ、
気を付けなければいけないのでしょう。

現実的には、毎回毎回、その人について考えると、
それだけで日が暮れてしまうかもしれませんし、
他の仕事が手に負えないと思います。

ただ、毎回とは言わないまでも、
他の人の外見ではない、内面的な見えない緩やかな変化に
気付ける人間でありたいと思います。


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