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マダラは柱間と出会った頃には、すでに写輪眼を開眼していたのでは?という妄想

千手兄弟の計画

岸本斉史/集英社・『NARUTO』

おそらくこの一連の流れには、千手兄弟である程度段取りというか作戦があって、柱間はどうしても里システムを実現したかったし、それを同じ考えを持つマダラと成し遂げたかった。それは天啓だったから。天の啓示。天の導き。神の教え。「—にうたれる」

扉間がイズナに傷を負わせ、動揺したマダラに対して柱間が打診する。
マダラの発言にもあるように、即死ではなく傷が元で亡くなっているし、直後でもイズナが話せる程度には扉間の加減したと考えられる。

柱間は弟がやられたらマダラに隙が出ることを、同じ弟を持つ兄としてわかっていたからである。

親の時代では隙あらば命を絶ってきたが、これからは隙あらばお話合いの時代にしていかないといけないのである。(マダラに全然向いてない時代で草)それにこれから里を創るにあたってうちは(負けた側)としっかり合意の上で同盟を組んでるんですよとほかの一族に示していくことも大事であるし、実際その後猿飛や志村の一族も一緒になっている。

タジマとマダラの計画

岸本斉史/集英社・『NARUTO』

これ、最初は「なにせおれはしゃ…(りんがんで有名なあのうちは一族出身なんだぜ!」なのかと思っていたが、もしかして「何せ俺は写輪眼持ってるからな!!」じゃないのか。前者だったら「なにせおれはうち…(は一族だからな!!」でいいじゃん。

写輪眼は確かにうちは一族の血継限界だが、発現者はあくまで一族の一部の人間のみとのこと。
岸本斉史/集英社・『NARUTO』
ここでいう「うちは一族の情報」って、「写輪眼」のことだと思うんすがね…。
岸本斉史/集英社・『NARUTO』

タジマも仏間も「考えることは同じ」なので、タジマは千手の情報が欲しいと同時に写輪眼の情報がバレないように柱間を殺すように指示していると思います。しかし、マダラは柱間を物理的にも精神的にも手にかけることはできないし、柱間に勝てない自分の弟が柱間の弟に勝てるとはちょっと考えにくい。そしてそれをマダラはタジマに伝えた。マダラが柱間を殺すことは難しいし、順当にいくとマダラが柱間に殺されてしまう可能性が高い。

なので、タジマは一歩先を読む必要があるのです。

岸本斉史/集英社・『NARUTO』

現状タジマと仏間、イズナと扉間の力量に差はないのでマダラに聞いたのです。仏間は「マダラを殺せ」と柱間に言っているので、柱間の方が強いことを把握しています。ここでマダラが写輪眼を開眼(演出)することにより、マダラと柱間の力量差を曖昧にして仏間が柱間に指示を出せないようにして、これ以上の戦闘を避けさせたのだと思います。

また柱間がマダラに対して戦意がないことは明白ではありますが、柱間がマダラを引き留めようとしつこいので、いい加減にしろこっちから仕掛けるぞと戦意を示しているのでしょうか。

いずれにしろ、タジマとマダラは写輪眼の情報を与えることで、イズナを守ることにしたのです。正直千手はあの段階で写輪眼の開眼理由も知りませんし、知ってもどうしようもありません。戦時中で目の前で身内がバンバン死ぬ中で、敵の一族に写輪眼の開眼条件を晒すことは弱点になりません。

岸本斉史/集英社・『NARUTO』

でも、正当にいくとタジマの目的はマダラの写輪眼の開眼でした!だと思います。

岸本斉史/集英社・『NARUTO』


「〜ようだ。」と発言しているのでタジマが意図した流れでの開眼ではないと思うのですが、かなり冷静な態度をとっているので予想外といった感じではないと思うんですよね。むしろ、仏間の方がちょっとびっくりしています。タジマレベルであれば写輪眼の開眼条件もある程度は把握しているでしょうし、マダラと柱間の力量差を把握していればマダラの写輪眼の開眼を親として促すのはあり得ない話ではないと思います。(最悪)



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