大同電鍋でマスクの消毒
コロナウィルスの蔓延で世界中が今大変なことになっている。
台湾では早いうちから電鍋でマスクの除菌ができると話題になっていた。そして数日前、台湾のデジタル大臣、オードリー・タンさんが紹介したことで更にそれが広まった。日本語字幕付きの動画で紹介されている。
こちらの電鍋は、大同電鍋の「3人份」と呼ばれているもの。3合炊きで日本未発売。コロンとしたかわいいフォルムに、白×ピンクの可愛らしいカラー。大同電鍋愛好会のグループでも、コアなファンがいる。
この動画で、電鍋の存在を知ることになった人も多いのかなぁと思う。
もちろん一般的な電鍋でもできるので、ためしてみてほしい。
大同電鍋でマスクを消毒する方法
電鍋は水は使わず乾いた状態で使う。
①本体の底にスチームプレートを置く
②その上に内釜を置きその中にマスクを入れる
③蓋をしてスイッチを入れ8分待つ。
マスクは一枚ずつ消毒。(写真は日本仕様6合炊きのMサイズ)
★新型(カオナシモデル)の場合は保温スイッチを「オン」にしておくとスイッチが上がった後も温度が冷めにくい。旧タイプはスイッチが上がったらそのまま保温が続く。
最初のほうに台湾で出回った記事には数分たったら手動でスイッチをあげて保温というものだったけども、手動でスイッチを上げなくても大体6分くらいで勝手にスイッチが上がるのであとは少し保温、という感じで大丈夫。
厳密に何分にしなくてはいけない、と思ってしまうと煩わしさを感じてしまう。
スイッチが上がった直後の内釜の中は90度を越えている。
保温になれば少し温度は下がるけれど、火傷に注意。
布巾の煮沸など、料理以外のことも電鍋で出来るが、マスクの消毒に電鍋を活用してしまおうという発想、やっぱり台湾人は合理的で賢いなぁと思う。
今、ひとりひとりが行動に気をつけるしかない。平和な世界に早く戻ってほしいと願うばかり。
Mimi(電鍋料理研究家)
桃鍋企画 https://www.facebook.com/momonabekikaku/
大同電鍋愛好会in日本 https://www.facebook.com/groups/550257328436570/
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