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【トカイナカの快適】


引っ越した。
筑波大には近くなったがつくば駅からはそこそこ離れた古い田舎の集落。

研究学園都市つくばの端っこ。
都会と田舎の辺境、トカイナカである。
これが心地よい。

横浜とつくばの2拠点生活5年。 
人生山あり谷あり寄り道あり。
茨城県に住むとは想定外だが、住めば都。

先月まで4年、つくばエクスプレス沿線駅1分のタワーマンションにいた。都内に出やすい。
雑木林が造成され、建売住宅が並び、子供が増えて学校も大きくなる新興住宅地であった。

引っ越した先は「正倉院の古文書に書かれている」と地元の人が語る古い集落。
立派な田舎家も点在する。田んぼにはカエル。その先に宝篋山と筑波山。家の周りで小さな畑を自家栽培する人たち。

車がないと不便よ!は事実だが、
車があれば便利よ!
バスはたまにしか来ないけどね。

つくば市内はショッピングセンターもスーパーもホームセンターもある。
カフェもパン屋さんもレストランもたくさんある。
筑波大学は大きくて、緑も多い。
構内の道は美しい並木道。
自転車の学生がたくさん走り抜けてゆくのを見ていると、明るく幸せな気持ちになる。
企業の研究所は減ったが、研究施設地域は電線もなく、低い生垣に囲まれた道路も走りやすい。
いい街だ。

久しぶりの戸建て。
マンションに比べ戸建ては面倒と言うが、地面が近く、風が抜け、蝶やトンボやハチが飛び、迷惑な虫も雑草もある小さな庭はこころ愉しい。

母方から代々続くハマっ子を自認してきたが、トカイナカいいもんだ。
ちなみに町内会は5班。5班は新参者のサラリーマン組で、回覧板やご挨拶も主にLINEグループで繋がる。
元からいる方は代々続く農家さんらしい。


35で葉山に家を買った時は永住するつもりだったのだ。
あれから幾星霜…

想定外のことはもちろん良いことばかりではない。この先はもっと大変かもしれん。
今の面白さを吸い込んで、体力つけて、今日も笑おう。

草むしりしてたら掌の皮剥けた!
痛々しいから画像はナシ。









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