インフォメーションで

私はインフォメーションで外国語担当として働いたことがあるんだけど、毎日色んな事があって本当に楽しかった。

結構堅苦しい雰囲気の職場ではなかったところが多かったと思う。

ある日韓国人の中年女性がやってきて、〇〇はどう行きますか?と日本語で聞いてきた。
私は当時韓国語担当だった。韓国語話せますよバッチつけてた。
おばちゃんは「韓国語話せるのね?でも日本語で大丈夫ですよ。関西弁で話してみて。私聞き取れるから」とのこと。
大阪弁でご案内。
話してる途中に「잠깐잠깐(ちょ、ちょ)w」ってストップがかかった。
女性は「関西弁がひどくて聞き取れない・・・」というので「あ、じゃあ標準語で話しましょうか?」と言うと「いえ、韓国語で話して」ってw

こんなに方言がひどかったから標準語もまともに話せないかも知れないって思われたのかな笑

またある日は白人の男性がきて英語で色々話してきたんだけど、聞き取りはギリギリできても英語はほぼ話すことができない私。英語担当不在の場合は出川英語で懸命に伝える。駅の名前、真っすぐ行く、曲がる方面、目立つ建物の名前と伝えたい情熱さえあれば、まあまあ伝わる。
(パンフレットとか紙に目印やポイントをチェックしたり)

ご案内も終盤に差し掛かった時、彼は英語で韓国語話せるの?って聞いていたから、はいって答えたら、流ちょうな韓国語で話し出した!
結局、韓国語で再度ご案内。
韓国に3年ほど住んでいたらしく、彼は日本に初めて来たんだけど、まさか日本ですぐ韓国語を話すなんて!と笑いながら言っていた。

私もうれしいよ。まさか共通言語が韓国語なんて驚きさ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?