日本型変異株はワクチンが効きにくいタイプ?

日本型変異株はワクチンが効きにくいタイプであると報道番組で言っていました。

上記で示した様に、無症状感染者の多い原型に近いウイルスから「あらゆる変異」が始まるのです。

日本の場合は、このウイルスを放置しています。症状のない人にPCR検査を行っていないからです。

PCR検査を広く行うのは意味がないとおっしゃられる方は、この原理がわかっていないのです。

幸い日本型ウイルスは感染力は強くないものの、変異数が少なく原型に近いため、日本の検査体制では無症状感染として多くの人に感染する可能性もあります。ワクチンを打ってもこのウイルスに多くの人が感染して、そのうちまた別の変異を生じるわけです。ワクチンが効きにくく感染力が英国株より強いものも出ないとは限らないのです。

ワクチンを打ったらそれでおしまいにはならないのです。政府は真剣に第4波や第5波に備えて、医療体制強化などを行っている様には見えません。

第3波も第1波収束後に「保健所の職員を増やす増やす」と言ってそれほど増やさず、保健所での業務が滞り、自宅でお亡くなりになる方まで出してしまったのです。

政府は感染症の本質を理解していない様です。医療体制強化よりGoToトラベルの話が話題になるぐらいですから感染症を舐めているにもほどがありますね。

ワクチン接種と並行して行うべきことがあるのです。「症状のない人のスクリーニング」と「遺伝子変異の確認」を軽視していると、ある日突然、再び感染爆発してもおかしくないことを学習してもらいたいものです。

感染症を舐めていると「オリンピック」も「GoToトラベル」も

「ま・ぼ・ろ・し・い・〜」になってしまいますよ。

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