感染者数が多ければ、ワクチン接種も遅れる可能性があります!

「感染症病床」と「重症者病床」を減らしに減らして来た政府の方針が今になって仇になっています。

①コロナの感染者数増加→コロナ重症者病床を増床する→今まで以上に看護師さん不足になる→コロナ対応病院から看護師さんを集団ワクチン接種目的で派遣出来なくなる

②コロナ非対応病院には今まで「コロナ対応病院」で受けていた非コロナ患者の重症患者さんが回ってくる→今までより重症者の比率が増加する→今までより看護師さん不足が深刻になる→コロナ非対応病院から看護師さんを集団ワクチン接種目的で派遣出来なくなる

③開業医さんは自分の診療可能な最低限の看護師さんしか雇わない→看護師さんを集団ワクチン接種目的でそもそも派遣出来ない

このように、感染者数が多いことで、医療資源全体の不足により集団接種への協力は難しいことになります。

潜在看護師さんにお願いするのは結構ですが全国的に十分な人数を集められるとは思えません。

ワクチンを早く接種するなら「感染者数」を出来るだけ減少させておく必要があったのです。

昨年末、感染者数が増加していたのに「GoToトラベル」を年末ギリギリまで行っていたツケだと私は判断します。さらに第3波の時「厳しい経済規制」で感染者数を極力減少させておけば良かったと考えます。「水際対策」のずさんさも原因だと考えます。

対策が後手後手で「ワクチンは日本国内にあるのに早くは打てない」という最悪な結果になりそうですね。

日本国民の皆様、ご愁傷様でございます。


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