ワクチン接種完了とデルタ株拡大の競争は負け決定!

イギリスでもフランスでもアメリカでさえ、「ワクチン接種率がある一定」を越えるまで、日本より強い経済規制を行っていました。

日本はとにかく「ワクチンを早く」だけで、経済規制はゆるゆるでした。

30歳代までのワクチン接種が、ある程度進んでいれば、ワクチン接種完了とデルタ株拡大の競争はワクチン接種完了の勝利だったでしょう。

65歳以上を守れば良かったのはアルファ株までなのです。

デルタ株は他国で「若年層の重症化」が報告されており、日本でも30歳代から50歳代までの重症者は、ワクチン接種が間に合わなければ、「相当の数」になることが予想されていました。感染症の専門家の方々は口にされていました。

政府の判断で経済規制を行い、それに伴い五輪強行となりました。

結果はワクチン接種完了が間に合わず、デルタ株拡大の勝利は確実でしょう。

働き盛りの感染、後遺症、重症化、死亡は日本経済にも大打撃になるはずですね。

感染者数やその犠牲者は多いうえに、経済損失も膨大になりそうです。

スペイン風邪の教訓は「感染拡大が小さかった地域の経済的損失が小さかった」というものです。

アメリカなどは感染爆発しましたが、ワクチン開発に多額の国費が投入されており、ワクチンの力で経済が早く回復しています。それでも、感染爆発しなかった方が経済的損失は小さかったと考えます。

日本は後手後手で感染爆発のうえ、経済回復も相当先になりそうです。ワクチンも他国頼みです。

ワクチン接種頼みの危険性は医療関係者なら誰でも持っていたと思います。政治的な判断の結果なので、政治的な責任をとるべきでしょう。

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