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🍁【昭和の列車 キハ40形気動車】🍁

 

戦後から長らく活躍し、現在も走り続ける代表的気動車のキハ40です。国鉄の名残があるこの車両は、主に地方で活躍しています。(写真はJR北海道函館本線滝川駅)

 鉄道ファンにも人気を集めるこの車両ですが、最近は老朽化や維持困難、新型車両の開発及び導入によって、年々減り続ける一方でもあります。

 ※気動車・・・ディーゼルエンジンなどによって走る鉄道。鉄道は主に電気で走るが、地方の電線(主に架線と呼ぶ)がひかれていない場所で走る。



🚋キハ40の歴史🚋

 1980年頃、電線がひかれていない非電化区間に投入され始めました。そのころに走っていたキハ20系やキハ55系の老朽化などから、代替用として活躍し始めました。

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また、従来の車両は乗り心地の問題も課題として抱えており、経済的にも新型車両の導入が優先されたため、キハ40は当時の地方の国鉄において大きな役割を果たしていました。

非電化区間・・・空中の電線がひいてないため、電気で走る列車(電車)を走らせることができない区間のこと。


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🚋今の姿と課題🚋

 この列車は全国でも観光列車として使われており、鉄道ファンや地元の人々からも親しまれています。JR九州では「はやとの風」、JR北海道では「山名・紫水」などがあります。

 さらに、現在JR北海道では現在、「北の復刻40リクエスト」というキャンペーンを実施しており、北海道で活躍した名車の塗色6色を再現し、キハ40形が輝いていた時代の記憶を蘇らせ、多くの注目を集めています。



 しかし現在、課題は大きくなっています。

もともとキハ40は、赤字だった国鉄時代に製造されました。そのうえ、多くの車両が必要だったため、大量生産を重視し、エンジンや設備にはお金をかけなかったのです。


そのため現在では、エンジンの問題点がみられており、排気ガスの問題や騒音問題、燃費の悪さなども問題となっています。特に、エンジンの故障が課題となっていて、営業及び運行に悪影響を及ぼすケースも見られています。

国鉄・・・JRの前社で、日本国有鉄道の略。

下)国鉄マークの残ったキハ40の扇風機

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🚋消し行く姿、そしてあなたも🚋

キハ40は、年々車数が減っています。東日本ではキハ100系、北海道ではH100系の導入により、その姿も見えずらくなってくる存在になりつつあります。

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世界でも環境問題が呼びかけられている今、キハ40がこれから先、生きていくことは難しいと思われます。

これからはさらに成長した列車が開発されていきます。時間は常に流れ続けます。まるで川の流れのように。今当たり前のように乗っている列車も、いつしか寿命は来るのです。



そう考えてみると少し悲しい、いつも自分を乗せてくれたこの列車が……と思う人も少なくはないはずです。そう、あなたも。           

少しでもそう思ったら、いえ、思わなかったあなたでも、一度でいいです。一度でもいいですので、やってみてください。             あなたが思うあの車両を一枚、「パシャリ」と。

そしてその時が来たら、ひとこと言ってやってください。

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「ありがとう、」と。



   

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