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中心星四柱推命入門

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このマガジンはカルチャーセンターで開講予定だった「中心星四柱推命入門講座」の原稿を元に構成しています。 四柱推命の基本的なことも順次解説していきますのでよろしくおねがいします。 … もっと読む
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#中心星四柱推命

「中心星四柱推命」とは? その1

「中心星四柱推命」とは? その1

「中心星四柱推命」をはじめた訳「中心星四柱推命」は私が事務局長をしていたある陰陽五行の会長が考案したものがベースになっています。

私が関わった当初は非常に合理的で優れた「推命」の方式であると感じました。

しかし、肝心の「中心星」を求めるという理論がきちんと整理がされてなく、初伝講座を修了して「師範」の免状を授与されたひとのほとんどがまともに中心星を求めることができないというのが実態でした。

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「中心星四柱推命」とは? その2

「中心星四柱推命」とは? その2

中心星四柱推命で何ができるのか?四柱推命には先天運である「命」と主に後天運の「運」があります。

「命」の部分は素人でも「四柱推命大全」などを見ながら命式を完成させることができます。

「運」の部分は中心星四柱推命独自のもので、命式の中で有力な通変星を「中心星」として選び、それを用いて大運(大運変化運)、年運(年運結果運)、月運、日運を「推命」することができます。

本田圭佑さんの命式(生まれ時刻

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四柱推命の「基本のき」 その1

四柱推命の「基本のき」 その1

四柱推命の1年の始まりは「立春」現代の日本ではグレゴリオ暦、つまり新暦の1月1日が1年のはじまりになっていますが、四柱推命では二十四節気の「立春」を一年のはじまりとしています。

そのため、2022年というと2022年2月4日から2023年2月3日までになります。

つまり、2023年2月3日までは2022年なのです。

※2021年は節分が2月2日「立春」が2月3日なので、年の始まりは2月3日で

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四柱推命の「基本のき」 その2

四柱推命の「基本のき」 その2

今さら聞けない用語の読み方十干、十二支、通変星、十二運の読みは?

★十干よく言われている覚え方は木火土金水の五行の兄弟というものです。

余計にわからないという方は理屈抜きでそのまま暗記すれば良いです。

「木(き)」+(の)+「陽(兄=え)」or「陰(弟=と)」

「火(ひ)」+(の)+「陽(兄=え)」or「陰(弟=と)」

「土(つち)」+(の)+「陽(兄=え)」or「陰(弟=と)」

「金

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四柱推命の「基本のき」 その3

四柱推命の「基本のき」 その3

木、火、土、金、水と季節十干・十二支と五行と季節の関係を示すと以下のようになります。

これを見ると月、時刻、そして季節は十二支で表されることがわかります。

ちなみに「丑三つ時」というのは「丑の刻」つまり午前1時から午前3時の間を4当分した3番目の時刻なので午前2時あるいは2時から30分の間ということになります。

「大運が春の季節に変わる」というのは大運地支が「寅」「卯」「辰」になるということ

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性格や考え方は3柱でほぼわかる

性格や考え方は3柱でほぼわかる

生まれ時刻がわからなくても性格や考え方はほぼわかります四柱推命は「四柱」は生まれた「年」「月」「日」「時」の4つの「柱」で運勢を鑑定するものです。

しかし、芸能人などの有名人の鑑定を勝手に?しようと思うと、生まれ時刻がわからないということになります。

では、時刻以外の3つの柱でどこまで正確に鑑定ができるのか?ということですが、先天運については例外的なことを除いてはほぼ鑑定できます。

つまり、

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意外と簡単にできる相性診断

意外と簡単にできる相性診断

単純な相性診断は「中心星」を求めなくてもできるこれは2021年に離婚した勝地涼さんと前田敦子さんの相性診断の画面です。

上下にそれぞれ2人の命式があり、その間に「互換空亡」「日主干合」「干合=2」と表示されています。

先ず、良い要素から見ると「日主干合」は一目惚れ、非常に縁が深い、運命の赤い糸で結ばれた関係ということです。

「干合=2」もお互いの干合は仲の良いということですので、2つあるのは

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相性が良くても運のタイミングが合わない!

相性が良くても運のタイミングが合わない!

大倉忠義さんと吉高由里子さんの相性
抜群に相性が良くても、なかなか結婚に至っていないレとして大倉忠義さんと吉高由里子さんの例を見てみます。

2人は「日主本命」です。

お互いに相手を本命と思う間柄です。

また、お互いの地支が方合会局していますので、非常に仲の良い間柄です。

十二運はお互い同じ「衰」を持っているので価値観が一致しやすいということになります。

相性を見る限り悪いところは無いよう

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相性診断は職場、仕事でも使える!

相性診断は職場、仕事でも使える!

相性診断は男女の相性だけではない!オリエンタルラジオの中田敦彦さんと藤森慎吾さんの相性診断の画面です。

相性診断は男女間を鑑定するだけではもったいないです。

寧ろ、職場の人間関係や人事で活用することの方が有益ではないかと思います。

以前にYouTube鑑定動画で2人の鑑定をしたのがこれです↓↓

★劇的に「運」が良くなる手帳
https://momi-planning.com
★プロ向け中心

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「身旺」「身弱」って何?

「身旺」「身弱」って何?

「身旺」が良くて「身弱」はダメ?結論から言うと「身旺」が良くて、「身弱」がダメなんてことはありえません!

「超身旺」で命に「羊刃」が3つ、「冲」が3つで月支元命が「比肩」というひとがいたら、私は全速力で逃げると思います。

実際にそれに近い人とはお仕事をしたことがありますが、私を含めて周囲はかなり振り回されていました。

「身旺」と「身弱」教科書通りの説明は次のようになります。

身旺の命とは、

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十二運「死」とか「病」物騒じゃないの??

十二運「死」とか「病」物騒じゃないの??

十二運は日干と季節の関係で考えられたもので、エネルギーの度合いを示すための記号のようなもので「死」「病」「墓」などの字面の意味は関係ないです。

※十二運「病」が表示されても病気には全く関係ありません。

日柱十二運はその人の個性の60%、月柱十二運はその人の個性の30%を表します。

また、日柱十二運はその人の本質的な個性で内面的なものです。それに対し月柱十二運は社会の中で発揮される個性で外面か

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「大運」と「接木運」について

「大運」と「接木運」について

大運の求め方

○順運と逆運
大運は六十干支で表現されますが、その巡る順番に「順運」とその逆に回る「逆運」があります。

・順運
→ 男は年柱の干支が「陽」の場合、女は年柱の干支が「陰」の場合

・逆運
→ 男は年柱の干支が「陰」の場合、女=年柱の干支が「陽」の場合
従って、同じ生年月日時の男女は「大運」の巡る順番が逆になります。

○立運
誕生日以降にはじめて大運が変わる時を「立運」と言います。

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独自に「日運」を開発!

独自に「日運」を開発!



中心星を使って大運(大運変化運)、年運(年運結果運)、月運、日運を求められるというのは以前に説明しました。

しかし、中心星四柱推命で日運を求めて、1年分の手帳を作る時に困ったことになりました。

それは単純に10日1回、同じ日運になる→コメントも10日に1回同じになるということです。

同様に十二運も12日に1回同じものなります。

そこで現在販売中の劇的に「運」が良くなる手帳では以下のよう

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「羊刃」には用心?

「羊刃」には用心?



「羊刃」は何事も激しく、強烈な作用をする吉凶星です。

病気の場合も非常に重くなり、打撃を受けた場合も痛烈に痛められる。

人生も上下の振幅が大きくなる。良いこともすさまじい勢いで現れる。

「身弱」ではない人(身旺かやや身旺)で命に「羊刃」がある場合は単独で仕事をした方がよいです。協調性を特に求められるような仕事は合わない。

身弱の人は「羊刃」を持つことはエネルギーを補充してくれるので良い

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