野花紅葉

個人演劇ユニット「モミジノハナ」主宰。演劇をやっています。noteでは主に「わたしがい…

野花紅葉

個人演劇ユニット「モミジノハナ」主宰。演劇をやっています。noteでは主に「わたしがいつか台本にする(あるいは、すでにしている)言葉」について、時には本当に台本にしながら記事を書いています。【2021/9/23-26・2022/11/9-13】実際に台本にして上演しました❤︎

マガジン

  • おすすめ記事まとめ❤︎2020年4月〜2022年4月

    人気だった記事・わたし的お気に入り記事まとめ。わたしのnoteの雰囲気を知りたい方はこれらのどれかをお読みください。

  • 『最大で最強な最愛の最後』

    「いつか台本にする言葉たち」がテーマのnoteを本当に台本にして上演する企画、の第二弾、モミジノハナ “Limited❤︎” vol.2『最大で最強な最愛の最後』で実際に台本にされた言葉たちです。(劇中登場順)

  • 『危ういながらあなたと、』

    「いつか台本にする言葉たち」がテーマのnoteを本当に台本にして上演する企画、モミジノハナ “Limited❤︎” 『危ういながらあなたと、』で実際に台本にされた言葉たちです。(劇中登場順)

  • 有料記事まとめ

    Limited❤︎な記事のまとめ。無料記事よりもっと赤裸々にゲロっていきます。

  • #深夜の下書き供養

    わたしのTwitterから「#深夜の下書き供養」タグで呟かれた(り呟かれなかったりした)言葉たちを選んでnote上で供養した記事のまとめ。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして(おひさしぶりです)。野花紅葉です。

初投稿記事と日々のnoteでふんわりやんわり色々な自分の情報を述べてはいるのですが、そういえば「自己紹介のみ」の記事を書いたことがないなと思い至りました。わたしが誰で、日々どんな文章を書いているかについてまとめますので、先ほど投稿したこちらの記事と併せて読んでいただければ嬉しいです。 はじめまして(おひさしぶりです)。野花紅葉です。読み方はノハナモミジです。よく「ノバナさん」と間違えられぐぬぬとなってしまいます。当たり前に芸名です。由来は後述します。 後述と言いながらすぐ

    • 雑記:邂逅と訪問の記録

      12月の出演に向け、前髪を作りました。野花紅葉です。 26歳にもなりました!お祝いしてくださったみなさま、ありがとうございました(ケンタッキーのチケットも残り26ピース分残っています)。 さて、文章を書きたくなるときはどういう時なんだろう、なんてことを、考えたこともないくらい言語化・文章化するのが普通だった今までと比べると、本当に2023年というのは異常です。まるっきり生活が文章化に直結しなくなった。これまで自分がどれほど、言葉や文章や作品にするために(あるいは、それをエ

      • 愛されすぎて熱が出た

        おひさしぶりです(はじめまして)。野花紅葉です。 早くも公演から2週間が経とうとしており、終演のご挨拶のnoteを書こうとしてから1週間は経ってしまっていて、でも別に書かねばならぬことも個人的にはなく(演劇にしたので)、ただ楽しんでくださった方のおかげでわたしも楽しく生を継続できているという事実とそれに対する感謝は紛れもなくある、というここ最近でした。簡単ではありますが初めに、確実に書かせてください。本当にありがとうございました。 そして、以下、公演とは無関係の、ひさしぶ

        • 書けないので書くために書く(改題「愛に文句がない」)

          わたしは結構すぐにメモをするタイプで、それはメモをしたいという気持ちが高頻度で湧くからで、ただ2月はヘッダーの2つしかメモがなくって、ああ本当に先月ちょっともう無理だったんだなと思った。あ、セフレのためにパンツ選んでないです。野花紅葉です。 台本を書くときやタイトルを決めるとき、まず見返すのはメモ、その次にnote。どちらも思っているより膨大な言葉がアーカイブされているので大抵、見返せばね、書けるの。それはセリフになることもあるし、その言葉からノンフィクションだった感情とか

        • 固定された記事

        はじめまして(おひさしぶりです)。野花紅葉です。

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        • おすすめ記事まとめ❤︎2020年4月〜2022年4月
          15本
        • 『最大で最強な最愛の最後』
          39本
        • 『危ういながらあなたと、』
          42本
        • 有料記事まとめ
          9本
        • #深夜の下書き供養
          6本
        • 「本当に台本にした言葉たち」
          6本

        記事

          ちょっともう無理1、2月

          あばばばば。野花紅葉です。ご無沙汰しています。 本当はnoteなんか書いている場合じゃないくらい溜まってるんですTO DOが。やった方がいいこともやるべきこともやらねば死ぬことも、そりゃもうパンパンなんですが、それ以上にもうパンパンで、己が。いわば便秘です脳が。脳の話です。ゆえに、ちょっと、破裂する前に少しでも文字にして出しておこうと思い……。 他のあらゆるやるべきことを放ったらかして、読みやすさもコンセプトもエンタメ性もとりあえず置いといて、とりあえず一旦書きます。あ、

          ちょっともう無理1、2月

          2023年の4日間がよかった覚え書き

          超いい正月休みだったって話しかしない。野花紅葉です。 まあ「正月休み」というか、いつでも休めるしいつまでも働けるみたいな労働スタイルですのでアレなんですけど、一応明日から生活を頭使ってやる予定なので、己を区切るためにnoteを書くことにしました。あとこれはマジで明日からはPFCバランスを気にした健康な食生活に戻します(1ヶ月半ぶり)。「いつか台本にする言葉たち」ってテーマどこ行ったんだっていうのはわたしが最も強く思っている。 でもでも、いい正月休みだったんだもん!以下!

          2023年の4日間がよかった覚え書き

          最弱の年、2022(わかられたくないver.)

          正真正銘の仕事納め、なぜか叙々苑弁当をもらって帰宅。野花紅葉です。 さて、これから書くのはわたしの2022年についての「最弱・わかられたくないver.」です(「最強・わかられたいver.」はこちら)。本題に入る前に、「わかられたくない」について少し言葉にしておこうと思います。 いや、わかられたいんです本当は全然。わかってあげたいし。わかろうとしろやって思うし。でも、そうなんだけど、わかってほしいんだけどでも、「そんな簡単にわかられちゃうレベルのことだけで構成されてるわけじ

          最弱の年、2022(わかられたくないver.)

          最強の年、2022(わかられたいver.)

          みんなーーー!!!クソ長noteだよ!!!!野花紅葉です。 ド年末いかがお過ごしでしょうか。わたしは3キロ太りまして顔がパンパンです。note書きてえ〜の気持ちが爆発したので、「今年の振り返り」という名目のあるうちにやってしまいます。とはいえ、12月だけでありとあらゆることがあるし(あったの。あったでしょ?)12ヶ月間を振り返りきるなんてマジで無理だから、今回も2記事にわけて更新します。 こっちの(わかられたいver.)では「2022年のわたしの最強っぷり」を、次に更新す

          最強の年、2022(わかられたいver.)

          最小で最弱な愛の最近

          死んだ魚があちこちに落ちている庭園でデートする夢を見ました。野花紅葉です。なにで夢占いしたらいいんだよ。 12月になったらしく、『最大で最強な最愛の最後』まとめ(?)noteの執筆もしたので、←の記事で書いた「実は2記事更新しようとしてる」の、その記事を書こうと思います。 なんかうまいことやりたかった感の否めないタイトルですけど、ただ、いつも通りのギャーン自分愛するのむじーーー!!!!っていう、自己愛が最小で最弱なわたしの、最近の話です。いつも通り寝付き悪いしいつも通り気

          最小で最弱な愛の最近

          『最大で最強な最愛の最後』

          おひさしぶりです(はじめまして)。モミジノハナ主宰・野花紅葉です。 モミジノハナ “Limited❤︎” vol.2 『最大で最強な最愛の最後』、終演から今日で2週間、この公演がコロナウイルス感染症の温床になったと考えられるようなご報告もなく、ひとまず安心です。改めて関係者のみなさま、ご来場のみなさま、気にかけてくださったみなさまに、マジでマジでマジで、最大の感謝を!ありがとうございました。 昨年9月の “Limited❤︎” 時には “Limited❤︎” 記事(=有料

          『最大で最強な最愛の最後』

          「喧嘩したい気分の時なんて一瞬もない」

          ないんだよ!!!!!!!!野花紅葉です。 ないの。本当ない。別に仲良くしたいしイチャイチャしたいし晴れの日の公園でパン屋のパン食べたいしすっごくたまにすっごく良いディナーを緊張しながら食べたい。笑ってたいし笑っててほしい。 のに! 理性や頭脳に対しての、感情や心だって、理性や頭脳と余裕でおなじく、「喧嘩したい」わけじゃない。でも喧嘩になる。喧嘩をする。むしろ喧嘩したいなんて言葉で処理する、してしまう。 頭も心も身体も全部バラッバラで無理〜〜〜!!!!!って思いながら生

          「喧嘩したい気分の時なんて一瞬もない」

          「楽しい話を受け入れて」

          こんなこと言わなきゃいけない恋愛って何?野花紅葉です。 なんか、ずっとギクシャクしてたいわけじゃマジで全然ないんだけど、でもなんか、なんで勝手にてめえだけ日常ハッピーモードに戻ってんの?って思っちゃうことあって。喧嘩を続けたいわけじゃないしそりゃあ仲良く過ごしたいけど、でも一人であっち側行くなんてと、複雑な気持ちを抱えてしまう(どころかブチギレてるタイプの女)。 でも、あっちから見たらこうなのかもと思いました。今回このセリフを書いてみて。 この言葉もそうだけど、そして今

          「楽しい話を受け入れて」

          「ゼクシィのキャッチコピーみたいなこと言わないでください」

          完。野花紅葉です。 事前公開のあらすじ通り、今回は姉妹の奮闘の話であり、その姉妹はそれぞれ結婚願望の有無が異なります。 どっちが言ったかでかなり色の異なるセリフに、これは結果的になったのですが(確かめにきてね❤︎)、それが示す内容に大変非常に個人差のある言葉を書くのが好きなんだな、わたしは。と再確認するきっかけになりました。 日本語は有限で、更に人によって語彙も限定的なのに、どうして言葉でしか出現させられない人間のあらゆることは、無限に思えるほど複雑なんだろう。 そう

          「ゼクシィのキャッチコピーみたいなこと言わないでください」

          「『ずっと』とか言ってくれるんだ」

          部屋に体感1000個の段ボールがあってマヂ無理マインドになっている。野花紅葉です。ゴミ溜めのような部屋からこんにちは。 このあと一緒にデートする、①だからこそ今感じたモヤモヤをしまっておく ②だからこそ今感じたモヤモヤは解消しておく の2パターン、これと同じように人によって一貫してるものなのかな。だとしたらわたしの混在具合・同居具合は凄まじいのだが。 ただ、①だろうが②だろうが「だからこそ」ではある……つまり、この先も一緒にいたいというテンションでいるからこその、つもり、

          「『ずっと』とか言ってくれるんだ」

          「逐一確認しちゃいたくなっちゃう」

          ガッツリしっかり昼夜稽古、のち、演出助手兼稽古場代役の田中ちゃんと1時間ガールズトークして帰った。すげ〜いい祝日!野花紅葉です。 ネタバレするとこのセリフ、前回の “Limited❤︎” に引き続きご出演なさる小西耕一さんのセリフなんですが、めちゃくちゃ言いづらいらしい。こにたんごめん。 逐一、確認、しちゃいたく、なっちゃう。わたしこのセリフとっても好きで。逐一しちゃう、確認しちゃう、しちゃうし、なっちゃう。ちゃうちゃう。ちゃうちゃうな自分の厄介さや面倒さを説明する、その

          「逐一確認しちゃいたくなっちゃう」

          「あんたが怒んなかったらいい」

          ぐえ〜これはわたしが演じる役のセリフ(注:昨日からの更新分は全て来週からはじまるモミジノハナ『最大で最強な最愛の最後』で実際に上演されるものです)。野花紅葉です。 世界はクソめんどく、めんどくさがることを許されないめんどくささもあり、めんどくさがらないムーブをするのも実は心底めんどくさい。あらゆる場所のあらゆる時間がクッッッッソめんどくさいんだよな。そしてそれがデフォルトであるということも。 デフォルトであるがゆえに開き直って、あなたとわたしの世界のめんどくささを「とこと

          「あんたが怒んなかったらいい」